最新ブログ

  1. HOME
  2. BLOG
  3. 平田和:幸せ者 
部員日記

平田和:幸せ者 

髙木から引き継ぎました、ハードルブロック4年の平田和です。


髙木のことを想像して、一番に思い浮かぶのは、彼女の笑顔です。彼女の怒っている顔、悲しんでいる顔は見たことがありません。3年半、私たちを支えてくれる中で、苦しいことも辛いこともあったと思います。それでも彼女は、常に笑顔で私たちと接してくれました。その笑顔に、彼女の言葉に救われた部員は私以外にも大勢いたと思います。


昨日の紹介では、素敵な紹介をしてくれましたが、髙木こそ優しさと強さを兼ね備えた人間だと思います。

髙木が計測してくれた300や500、終わった後にかけてくれる「お疲れ様」と言う言葉で、強くなることができました。

髙木と一緒に陸上ができて良かった。

本当にありがとう。

最後まで頑張れ!応援してる!




先日の日本選手権リレーをもって、10年間の競技人生に幕を下ろしました。


陸上競技を通して、貴重でかけがえのない経験をすることができました。1人では、やり抜くことはできなかったと言い切れます。


高校時代に声をかけてくださった大前さん、同郷で同じ種目で活躍されていた天智龍さんのおかげで、早稲田への道が開けました。お二人との出会いがなければ、間違いなく競走部で陸上をすることはできませんでした。出会いと縁とは、まさにこのことだと思います。早稲田に入ってから現在に至るまでも、大変お世話になりました。心から感謝しています。




自分が進むこの道の先には最高の景色が待っていると信じて早稲田に進みました。あの時憧れた姿は、いつしか道の先に見据える、はっきりとした目標になっていました。


しかし、いざその道を進むと、思いもよらない数多くの試練が待っていました。気持ちが先走って、怪我をする、体に異変が出てくる。不安が焦りになった時期、焦ることすらできなくなった時期もありました。

目の前にある、積み重ねていかなければならないものを飛ばして、背伸びし続けていたなと振り返ります。


背伸びし続けて、多くの失敗を重ねてきました。それでも、一緒に闘ってくれる仲間、変わらず応援してくれる方、支えてくれる方、手を差し伸べてくれる方、厳しい言葉をかけてくださる方が私の周りにはいました。


いくら転んでも、頑張ることができる理由がありました。何度も周りの方々に救われました。


背伸びをすることも時には大切ですが、目の前にあるやるべきことを明確にし、誰よりも積み重ねることこそが、着実に自分のステージを上げることにつながるのだと、3年の冬季になって気付くことができました。そこからは、陸上競技を心から楽しむことができました。陸上競技に全集中した日々を送ることができました。




競走部は、数えきれないほどの応援や支援のもとで成り立っています。目に見える支援も、目に見えない支援も、数えきれないほどのものを与えていただいている立場です。だからこそ、私たちは与えていただいたものに感謝し、その気持ちを走りで体現する使命があります。競走部で陸上競技をする中で、自分は本当に多くの方々に支えられて走ることができているのだと実感しました。


だからこそ、自分の走りで感謝を伝え、今度は自分が誰かに何かを与えられるような走りをしたいと思うようになりました。




そんな思いで迎えた最後の日本インカレは、理想とかけ離れた結果でした。


自分がやってきたことは、この程度のことだったのか。現実を受け入れることができませんでした。

チームに貢献できない、期待にも応えられない、受けた恩も返せない、自分との闘いにも負けた。そんな自分を許せなくて、責め続ける日々が続きました。


日本インカレも日本選手権リレーも、思い描いていた結果を残すことはできませんでした。それでも、終わった後に多くの方々が「いい走りだった」「かっこよかった」「よく頑張った」と声をかけてくれました。


その時に改めて、家族やコーチ、先輩、仲間、そして応援してくださる方々に、本当に恵まれていたのだと実感しました。




入学当初に思い描いていた景色には辿り着けませんでした。あの時思い描いていた理想の姿にもなれませんでした。悔しさも消えるわけではありません。


それでも、ここまで陸上競技に本気になれた過程で、同じ目標を持ち、共に喜び、共に苦しむ仲間たちと出会うことができました。そして、自分を支えてくれる方や応援してくださる方々と出会い、そのありがたみに気づくことができました。

背伸びし続けたからこそ、見えた景色、出会えた方々、感じることができたありがたみがありました。


それが、私にとって何よりの財産です。

この道を進んで本当によかったと、心の底から思います。




早稲田に進んで、出会った金井さんやコーチングスタッフの方々、小島さん、今井先生、先輩方、そして仲間たちとの出会い。

鹿児島から応援してくださった方々。

関わってくださった、応援してくださったすべての方々のおかげで走り切ることができました。本当にありがとうございました。




最後に家族に感謝を伝えさせてください。


誰よりも自分のことを心配し、応援してくれた両親。自分のわがままをたくさん聞き、見守ってくれた兄貴たち。

家族の支えのおかげで、自分のやりたいことを思う存分、何不自由なくやらせてもらいました。そんな環境を作ってくれました。

あんなに「試合は観に来なくていい」と言っていたのに、ベストを出した時の嬉しそうな父の顔や、母のワントーン高くなる応援の声が見られなくなる、聞けなくなると思うと、寂しく感じます。1位でゴールした時の家族の喜ぶ顔が、私にとっての陸上競技の原点です。

一番近くで支えてくれて、応援してくれて、本当にありがとう。




これからは選手として陸上競技と関わるのは終わりにして、新しい道を進んでいきます。


これまで、多くのものを与えられ、たくさんの方々に支えられてきました。これからは少しずつ、自分が誰かに何かを与えられる人間に、誰かを支えられる人間になれるよう、学び続け、日々成長していきます。




明日は由井に回しました。


引退リレーも終盤で必然的に由井に回りました。過去にも回ってきたこともありますし、対談もしました。彼について言うことや書くことはない気がしますが、最後の紹介文なので振り絞って書かせていただきます。


由井とは3年半の時間を、最も近くで共有してきました。飯、風呂、授業、試合、練習、マリオカート、一番くじ…。数々の時間を共有してきました。何かあれば由井に聞きにいく、由井に話に行く、そんな毎日でした。由井や寮の同期たちと馬鹿なことをして笑い合った記憶もいっぱいあります。そんな毎日が、寮が大好きでした。振り返ると目がうるうるしてきたので、ここまでにします。


来年も競技を続けるとのことです。

彼は、誰よりも自律した選手でした。

彼なら絶対にトップまで上り詰めていけます。

めっちゃ応援してる。これからもよろしく。

みんなのおかげで最高だったよ、ありがとう。



明日はいよいよ、全日本大学駅伝が開催されます。小平が率いるチームなら絶対にやってくれると信じています。

明日は、皆さんも私たちと一緒に早稲田大学競走部の応援よろしくお願いいたします。


拙い文章でしたが、最後まで私の部員日記を読んでくださり、ありがとうございました。


後輩たちの活躍と、競走部のさらなる発展を心から願って、結びとさせていただきます。

それでは失礼します。