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部員日記

山本真菜:頭を使うとお腹がすきます

こんばんは。

中尾さんから引き継ぎました、短距離ブロック1年の山本真菜と申します。


 中尾さんはタイム計測、ビデオ撮影、マネージャーの業務など、選手のために毎日グラウンドを走り回ってくださっています。そんな多忙の中でも、選手の様子を本当によく見てくださっており、調子が悪い時、悩んでいる時、しんどそうにしている時、いつも笑顔で声をかけてくださいます。きつい練習になると下を向きがちな私ですが、中尾さんの笑顔を見ると不思議と頑張れてしまいます。そんな優しい太陽のような中尾さんが私は大好きです!この重めの愛が中尾さんに伝わっているかどうかは定かではありませんが、このように部員日記を回していただけるということは、中尾さんも私が大好きに違いないと確信しております。早くご飯いきましょうね!


 冬季練習に入って約4週間が経ちました。解散中に今シーズンをしっかり振り返り、オフシーズン、そして来シーズンの目標を明確に立てたことで現在も高いモチベーションを保ったまま練習に取り組むことができています。

 高校までの冬季練習で、私は「思考する」という作業をあまり行っていなかったように思います。とにかく一生懸命走って、動いて、鍛えて、がむしゃらに練習をこなしてきました。しかし、早稲田大学の競走部員となり、深い知識や明確な理論、鋭い感覚を持つ先輩方や同期と関わるうちに、自然と私も回らない頭ながらも必死に働かせながら練習するようになりました。自分は何ができていないのか、改善するためにはどのようなアプローチが必要なのか。悩み、考え、アドバイスを求め、実行してみる。何度やっても上手くできない自分に苛立ち、落ち込むこともありますが、少しずつ理想の動きへ近づけていくための思考はとても楽しく、毎日充実しています。

 最近は、いろんな方の動きを観察してみたり、セットの中でも1本ずつ走りを変えてみたり、同期の中尾とプラスαの練習を考えてみたり、他のブロックの練習に混ぜていただいたりと様々なことに挑戦しています。オフシーズンだからこそいろんな角度から物事を見て、積極的に取り組み、気づきを得たいと思っています。

 そして、新たな挑戦の一つとして紺碧寮でも朝練が始まりました。内容はシンプルイズベスト「1週間2000回腹筋」に決定しました。大前さんの「毎週やっていけば冬季で4万回。これは大きいぞ」に納得してしまい、同期である内藤、矢野の碧女3人で毎朝いっしょに取り組んでいます。ところが、今年の日本インカレ400mHで2位に入賞された大川寿美香さんがその話を聞きつけ、「1週間2000回腹筋」を始められたという情報を耳にしました。このままでは今の大きすぎる差は一向に埋まりません。危機感を感じた私は「腹筋やめてください!」と大川さんに直談判したのですが、もちろん却下されてしまいました。大川さんに追いつくため「1週間3000回腹筋」に変更しようか検討中です。冬季練習もりもり元気に頑張りますので、来シーズンの碧女3人の活躍、そして美しい腹筋に乞うご期待です!キツい腹筋メニューぜひ教えてください。


 明日は、短距離ブロック2年の清水友彬さんにお願いしました。引き受けてくださりありがとうございます!清水さんとは高校時代も同じユニフォームを背負っており、兄のように慕う清水さんを追ってこの早稲田大学に入学したと言っても過言ではありません。高校時代も現在も、先輩後輩関わらず皆んなにいじられ可愛がられている清水さん。いつも穏やかで腰の低いお方ですが、高校時代から共に戦ってきた私には、清水さんの陸上への愛や、勝利への強い気持ちをひしひしと感じます。私はそんな清水さんをとても尊敬していますし、自慢の先輩だと思っています。充実したオフシーズンを過ごし、来シーズンは臙脂を背負った伊勢高コンビで大活躍したいと思っています。今後ともご指導よろしくお願いします!


 最後までお読みいただきありがとうございました。日に日に寒さが増してきましたので、どうぞご自愛ください。それでは失礼します。