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西徹朗:米は盛っても話は盛るな
こんばんは。友彬から引き継ぎました、ハードルブロック2年の西徹朗です。
それは今週の水曜日でした。くたくたになって帰ってきた僕にルームメイトである友彬から声がかかりました。いつものようにゲームのお誘いだと思っていた僕にその言葉は深く突き刺さりました。「金曜日、部員日記書いてくれない?」。それはまさしく青天の霹靂でしたが、勿論書かないはずがありません。喜んで引き受けることにしました。
上にも書きましたが、彼とは寮の部屋が同じルームメイト、いわば運命共同体です。彼の生活が僕の生活、僕の生活が彼の生活に直結していると言っても過言ではありません。そうなればやはりお互い競技に良い影響を与えたいものです。彼はこの冬季練習を特に意欲的に取り組んでいます。みんなにアドバイスを求めに行ったり、自分より速い選手の走りに喰らいついて行ったり、大盛りのご飯に食いついて行ったり。新しいことに次々と挑戦している友彬に僕も負けてはいられません。来年は岩下、関口とともに307号室のメンバーで陸上界を席巻しよう!
あと、僕が米を1000g食べるのはカレーの日だけです。普段はそんなに食べません!
冬季練習もはや4週間が経過しようとしています。今シーズン達成できなかった結果、来シーズン絶対に達成したい目標、そして一緒に高みを目指すチームメイトに背中を押され、走りと補強に明け暮れる日々です。コーチ、先輩、同期、後輩など、さまざまな人からアドバイスを貰い、自分の走りに足りないところ習得したり、動きの悪い癖を徹底に修正していっています。去年はついていくだけで精一杯だった冬季練習、今年は幾分か走りの中で考える余裕ができました。走りについて考え出したことで、今まで自分は走りに対してどれだけ無知で、勢いで誤魔化そうとしていたかを思い知らされ続けています。試合の中では自分の動きにまで意識を向けるだけの技量は僕にはありません。なので、この冬季で動きを徹底的に体に叩き込んで無意識でも理想的な動きができるまでにしていこうと思います。また、昨年の冬季練習は細かな離脱を何度も繰り返し、満足のいく練習を積み上げることができませんでした。今年こそは離脱なく練習を完遂するためにも、練習を少しでも良いコンディションで迎えられるように24時間陸上選手であるという意識を持って練習以外の日常生活も過ごしていこうと思います。
話は変わりますが、先日、第10期の日本陸連ダイヤモンドアスリートの認定式が行われ、第8期から続いて3期目の継続認定をいただきました。ダイヤモンドアスリートに選ばれて以降の2年間、思うような結果を残すことができませんでした。大学1年次の故障による長期離脱に始まり、今年も結局自己ベストを更新することができず、ダイヤモンドアスリートの同期や先輩に大きく水を開けられることとなってしまいました。ダイヤモンドアスリートとして選んでいただき、多くの支援をしていただいている以上、世界で戦い、それに相応しい選手になりたいと思っています。選手として、そして人間的にも成長した姿を皆様にお見せできるよう誠心誠意取り組んでいきます。来シーズン、さらに強くなった西徹朗にご期待ください。
提供:日本陸上競技連盟
明日は短距離ブロック3年の大竹さんに願いしました。二つ返事で引き受けてくださりありがとうございます。大竹さんは100の選手ですが、200や400の長めの距離のトレーニングも積んでいて、その飽くなき向上心には頭が上がりません。最近はセット走やフィジカルトレーニングを一緒に行う機会が増えました。セット走では大竹さんに負けてばかりなので、この冬季でいい勝負ができるくらいに持っていきたいです。大竹さんからは知性と教養が滲み出ており、僕は会話の中での大竹さんのウィットに富んだ発言を楽しみにしている節があります。そんな大竹さんのキレのある部員日記を期待してこの文章を締めようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。寒暖差の激しい気候が続いております。皆様も体調を崩されないことを願っております。それでは、失礼します。