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大竹春樹:俺がやる
西徹朗から引き継ぎました、短距離ブロック3年の大竹春樹です。
今年の冬季は彼とフィジカルトレーニングや走りをする機会が多く、得意の喋りを聞く機会も増えました。私自身は表現することが得意なタイプではないので羨ましいなぁと思いつつ、無尽蔵の話題の宝庫を覗いているような気がして、毎度とても楽しい時間を過ごせています。
また、友彬からの紹介にもありましたが、声の通りがとてつもなく良いです。それを聞いた時に、所沢の澄んだ冬の空気に響く徹朗の声を聞けるのはこの冬が最後なのかと思い、改めて自分にとって最後の冬季練習という実感を強く抱いています。
強くなろうな。
サムネイルは、本日の練習後に残っていたメンバーにお願いしました。改めて、本当に色々な属性のメンバーがいる部活だなと感じます。
また、今日はとても暖かく、練習日和だったので薄着が目立ちますね。今年の冬はこんな日が多くてありがたいです。
さて、部員日記を書くのは久しぶりですが、この間に私の状況は色々と変化しました。その中から1つ、ご紹介したいと思います。
秋の解散中、とあるコミュニティ(怪しいものでは無いです。)に参加する機会があり、本当にまっさらな状態から自己紹介的なものをすることになりました。
当然私は「大学の部活で陸上をやってて……」というのを言うわけです。ここで、まぁ何となく予想はしていましたが、「大学で部活?陸上って走るやつ?」というような反応が返ってきました。 早稲田キャンパスに通う学生の中ではあるあるな、早稲田の中でも「競走部」という名前は通じないことの方が多い現象と同じようなものです。かといって最初から陸上部と言うのは何となく嫌なので毎回のように競走部→いわゆる陸上部のくだりをしています。
話を戻して、年齢層などの分布的には私とあまり変わらないコミュニティでしたが、私の予想以上に反応が薄く、ちょっとした衝撃を受けました。
反応が薄いのはお前に魅力がないだけだろと思ったそこのあなた、図星なのでやめてください。悲しいので。
とにかく、これだけ自分が多くのリソースを割いてやっていることが、外の誰かにとっては何をしているかもわからないかもしれないというのを強く実感したわけです。
と、まぁここで陸上をしているという武器を失った私ですが、あることを思います。
今陸上を辞めたら自分には何が残るのかと。
もちろん競走部でやってきたことで、人として成長している部分はありますし、自分の自我みたいなものもあります。
しかし、それ以上に私は「陸上をやっていること」というのにすがっていたのではないかと思うのです。
練習の準備をして、練習をして、フィードバックをしての繰り返しをもって試合に臨む。それ自体もものすごく意味のある行為で、素晴らしいものだと思います。
しかし、その先にある、陸上競技あるいは競走部での活動の最終的な目的とは何か。
結果を出したい、の先にあるものは何か。
それは達成できているのだろうか。できるのだろうか。
特に昨シーズンはそこを見失っていたように感じています。
考えました。長い解散でしたが、解散が終わってからも少し悩みました。今はその結論が出ています。しかし、あえてここでは発表せずに、もう少し心の中で燃やしておこうと思います。
とはいえ、結局のところ来シーズンこそ活躍したい、という気持ちは変わりません。
タイトルにもあるように、
俺がやる。
この気持ちでこれからの冬季練習も頑張っていこうと思います。
明日はマネージャーブロックの富樫にお願いしました。
寒い冬の夜に、計測やビデオでずっと外で活動しているマネージャーの皆さんには本当に頭が上がりません。
選手は記録と本日のビデオですを楽しみに練習してます。マジです。ありがとうございます。
最近のマネージャー陣は、競技の技術だったり走りだったりに関することを聞いたり学んだりする姿勢が強まったように思います。
富樫も含めて、ビデオを見せてくれてる時だったりに、何が良いor悪いのか?ということを聞かれる機会が増えました。僕らとしても、しっかり答えられないといけないなという気持ちになります。
色んな人の走りや動きを見て、陸上を見る目を育てていって欲しいなと思います。
先輩方はきっと優しいので、色々聞いてみるのも面白いと思います。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。