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部員日記

須山向陽:心は折れてません



こんばんは。幸太郎から引き継ぎました、長距離ブロック2年の須山向陽です。


幸太郎とはよく一緒にいます(n回目)。

なんだかもう幸太郎の考えが読めるようになってきたのか、「あれ」や「それ」などの指示語だけで会話が成り立ちます。高次元ですね。


先日、箱根駅伝エントリーメンバーの発表がありました。しかし、そこに僕の名前はありませんでした。というのも、上尾ハーフ後に左脛骨を疲労骨折していることが分かったからです。疲労骨折なので、急に左足の脛骨が痛くなったわけではなく前兆がありました。今年は夏合宿を完遂し、秋シーズンも順調に練習が積めていたので、今年こそは出走したいという気持ちが強くありました。そのため、メンバー選考に大きく関わるであろう上尾ハーフでは良い結果が求められます。正直、上尾ハーフの1ヶ月ほど前から左足のシンスプリントに痛みがありました。初めは走っても気にならない程度の痛みでしたが、上尾の直前ともなるとジョグでさえもかなり痛みがある状態でした。それでも、上尾ハーフが箱根のメンバー選考に大きく関わっていることは知っていたので、上尾ハーフを走らないという選択は僕にはできませんでした。そして迎えた上尾ハーフ。64分台の自己ベストで最低限の走りはすることができました。ですが、翌朝ベッドから立ち上がったときににスネに激痛が走り、直感で折れてることを悟りました。今思えば、上尾ハーフは「痛みは気のせい、折れてないから大丈夫」と自分に暗示をかけて、無理をしてしまっていたと思います。そして、その翌週に診察を受け、疲労骨折であることが分かりました。心のどこかで、「折れてないから大丈夫、まだ箱根出走のチャンスはある」と思っていたので折れていると告げられたときは「もう今年の箱根はないんだな」と思い、とても悔しかったです。現在は、低酸素トレーニングやバイクトレーニング、補強などを行い、治療に専念しています。一昨日、二度目の診察がありましたが、6~7割程度治っているとのこと。復活の兆しが見えてきました。ここで腐らず、来年こそは箱根に出走したいと思います。


ついに、明日からは箱根駅伝エントリーメンバーによる部員日記リレーが始まります。トップバッターは1年生探偵、工藤慎作です!間違えました。1年生ルーキー工藤慎作です!工藤は故障なくこの1年練習が積めています。出雲、全日本は本人にとって苦い思い出となったようですが、箱根では爆走に期待したいですね!


長くて読みにくい文章になってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございました。これからも厳しい寒さが続きますが体調に気をつけてお過ごしください。