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伊藤大志:大きな、追いつきたい背中
まずは、能登半島地震により犠牲になられた方々にお悔やみ申し上げるとともに、被災されたすべての方々に、心よりお見舞い申し上げます。
1/2,3に行われた第100回箱根駅伝では、10時間56分40秒で総合7位という結果となりました。多くのご支援・ご声援をありがとうございました。
まずは直前に起こったアクシデントについて話さなくてはいけません。試合当日まで残り1週間となり、チームの誰もが良い準備ができていると思っていた矢先、12/24に北村さんが、12/26に僕がインフルエンザA型を発症しました。僕は幸いにも症状がかなり軽く済んだため、急ピッチで準備を勧め、なんとか復路での出場を目指していましたが、大事を取って1/2の夜に出走しないことが決まりました。以前から立てていた5位以内という目標からシード権獲得へと下方修正せざるを得ない状態となってしまいましたが、出走した10名やサポートに回ってくれたチームメイト全員の頑張りにより、なんとか今年もシード権を獲得することができました。感謝の気持ちでいっぱいであるのと同時に、次期駅伝主将としてチームを引っ張らなければならないのにも関わらず、チームに迷惑をかけてしまい不甲斐なさを感じました。
本日1/4より菖蒲さんから駅伝主将を引き継ぎました。1年間順風満帆とはいかないシーズンでしたが、それでも引っ張り切ってくれた4年生の先輩方、本当にありがとうございました。あとは任せてください。菖蒲さんの大きな背中を追っかけて、僕もチームメイトに背中で魅せる主将になります。
さて私事ですが、今年も都道府県対抗駅伝の長野県選手団に選んでいただきました。昨年行われた全国高校駅伝で優勝した母校・佐久長聖の後輩たちや将来有望な中学生、そしてなにより芽吹先輩と吉岡と久しぶりに同じチームで駅伝を戦います。箱根で出せなかった力を都道府県で発揮できるように、そして「勝てるチーム」の雰囲気を早稲田に持って帰ってこようと思います。
最後になりますが、本年も早稲田大学競走部のご支援、ご声援をよろしくお願い致します。
明日は駅伝主務の相川にお願いしました。1/2,3は運営管理車に乗って最後まで選手のサポートをしてくれました。正直、試合前で自分のことでいっぱいいっぱいだった僕に変わって、チームの士気を上げてくれたのも彼です。改めて、僕にとってなくてはならない仲間だなと実感しました。一緒に勝つチームを作っていこう。