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石原慎也:確信なんてどこにもない
失礼します。
佐々木から引き継ぎました、短距離ブロック2年の石原慎也と申します。
“いわてスーパーキッズ”の称号をもつ佐々木とは鴨川合宿を同部屋で過ごしました。こちらが申し訳なくなるほど年上の私に対して気遣いをしてくれると共に合宿に参加していた高校生の面倒見も非常によく、まさに優秀すぎる後輩です。また頭の回転が異常に速いことも佐々木を語る上では外せません。ボケるとセンスあるツッコミがすぐ返ってきますし、普段の会話の全てがユーモア溢れるワードで埋め尽くされており(昨日の部員日記でも佐々木のワードセンスが溢れ出ていましたよね)、このような点が佐々木が部員皆から愛される所以なのだと感じます。競技に関しても日々成長した姿をみせてくれています。ハードルの技術は「めちゃくちゃ良くなっている」と西徹や盛岡がよく言っています。2024年は奥州市出身の大先輩・大谷翔平選手のように走幅跳と110mHの“二刀流”で大活躍してくれることでしょう。残りの冬季練習頑張るぞ!
ここからが本題です。
私ごとですが先日、故郷・兵庫県南あわじ市の二十歳のつどいに参加してきました。私は中学校を卒業後地元を離れ陸上漬けの日々を送っていたため、なかなか帰省する機会がありませんでした。そのため中学校の卒業式以来会っていなかった友人たちと再会し非常に懐かしい気持ちになりました。
式や同窓会の場で多くの旧友や恩師と話す中で、「いつも結果チェックしてるよ」とか「最近結果どんな感じなの?」とか「これからも陸上頑張れ」といった言葉をかけてもらいました。もう5年も会っていないというのに多くの方が自分を応援し気にかけてくれていることに驚きました。この経験から、想像以上に多くの人が私を支えて、応援してくださっていることに気づきました。同時にそのような方々に結果を出して恩返ししたいという強い決意が湧きました。次回の帰省で友人や恩師に会う際にはよい報告ができるよう、精進しようと心に誓いました。
そして20歳ということで、そろそろ将来について考える機会が増えてきました。というのも、プライベートでも仲良くさせていただいている1つ上の学年の筒井sやカルタs(“s”とは“先輩”の言い換えです)が慌ただしく就職活動されている姿を見て、1年後自分も同じようなことをしているのかと思いを馳せています。
大学卒業後、自分は何をしたいのかと考えた時に今のところ陸上競技とは違うビジネスの場で活躍したいという気持ちが強いです。(大学4年になって競技継続に路線変更した先輩を見てきているため断言はしません)そのような意志が芽生えた理由としては、大学卒業というタイミングが新たな道に進んでいく絶好の機会だと考えるからです。中学入学から続けている陸上競技を、競技者としてまだ若い22歳で引退することは非常に勿体ない気がしますがこれまた人生です。仕方ありません。
今のプラン通りに人生を歩むとすると、私の競技生活はあと2年もありません。恐らく一瞬で過ぎ去ってしまうでしょう。しかしこの期間でやり切らなければなりません。何かを成し遂げなければなりません。そう考えると1日たりとも無駄にはできないですね。自分なりの覚悟を決めて一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
明日はハードルブロック1年の内藤にお願いしました。内藤は1年女子の中で最初に私を攻略してきました。同じ兵庫県出身ということもあり、私が淡路島出身ということを目が合う度に弄ってきます。内藤も県庁所在地である神戸市出身とはいえど山の中にある北区出身です。まさに神戸かぶれ。人のことは言えません。そんなことはさておき競技面では彼女は中学生の頃からトラック種目でもフィールド種目でも県内では常に上位入賞。全国に目を向けても常に世代のトップを走ってきたと言っても過言ではないでしょう。昨年の関東インカレでも1年生ながら入賞。後輩ながら非常に尊敬しています。冬季練習では先輩の大川に食らいつく姿が印象的です。2024年シーズンでは昨年を上回る活躍をしてくれること間違いないでしょう。私も負けないように頑張ります。一緒に兵庫旋風ならぬ玉ねぎ旋風巻き起こそう!
終始自分語りになってしまいましたが最後までお読みくださりありがとうございました。
いよいよ期末試験が迫ってきました。由緒正しい早大生の皆さん、単位取得に向けて共に全力を尽くしましょう。
またこれから一段と厳しくなる寒さに備え、読者の皆様、特に能登半島地震で被災された方々におかれましては、体調に十分な注意を払いお過ごしください。
それでは。