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部員日記

舟生早織:しもやけにおさらば!

 こんばんは。伊福さんから引き継ぎました。トレーナーブロック1年の舟生早織です。

 競走部で活動している日々の中で伊福さんは愛されている存在だなとつくづく感じています。短距離ブロックと長距離ブロック、男女関係なく誰とでも仲が良く、面白いボケでみんなを笑わせてくれる伊福さんには本当に「笑う門には伊福来たる」というキャッチコピーがぴったりです。みなさんご存知の通り、伊福さんは先日行われた延岡西日本マラソンで早稲田新記録で優勝されました。優勝の瞬間、短距離ブロックはフィジカルを行なっている最中だったのですが、コーチスタッフや多くの選手が伊福さんの優勝を祝福しており、凄さと共にに多くの人に愛されているなと感じました。来年は早稲田ラストイヤーとなりますが、駅伝もマラソンもどんな種目でも活躍できる伊福さんに今後もみなさん乞うご期待です!またボーリング行きましょう!八つ橋待ってます!


 最近、暖かい日も増え春の訪れを感じます。もうじき入学して一年。一年前の自分を遡ってみると、約一年前の2月23日は早稲田大学スポーツ科学部の一般入試の日でした。当時は合格することに精一杯で、一年後の自分が早稲田大学に入学して競走部のトレーナー活動をしているなんて思いもしていなかったです。無事に合格することができ、大学に入学、競走部に入部してからは新しいことの連続で、一年前には想像できないくらい充実した一年を送ることができました。受験勉強を頑張って本当によかったです。競走部を志し、スポ科の一般入試を受験する高校生がこの部員日記を読んでいるかは分かりませんが、最後まで自分を信じて頑張ってほしいです。

 この一年で自分は何が変わったのか。今年度の個人目標は「克己」でした。大学で新しい環境に飛び込む上で今までの弱い自分に打ち勝ちたい、そんな思いで目標を掲げました。目標達成度は50%ぐらいかなと思います。怠惰や欲求など自分の弱さに打ち勝ち努力することができた時とできずに負けてしまった時が半分半分。その結果が今の未熟さが残っている自分だと感じています。目の前の欲求に負け、将来の自分の理想の姿を見失ってしまったために、トレーナーとして人間として成長しきれずに終わってしまった部分がありました。学生スタッフである私が勝つことができる存在は自分自身です。勝つことが求められる組織の中で、部活動や学業、生活面などいろいろな面で弱い自分に日々勝ち続けていくことで初めて競走部の一員であると自負できるのではないかと考えています。来年度も「克己」という言葉を心に刻み、理想の姿に近づいていきたいです。

 いよいよシーズンインが近づいてきました。短距離ブロックは本日から鴨川で合宿が始まっていますし、新入生の情報も続々と増えてきています。新たなシーズンに新たなメンバー、後輩という存在に楽しみと不安が入り混じっています。この新しさに怯えるのではなく、楽しみ、試行錯誤ながらシーズンを駆け抜けていきたいです。冬季練習の努力の成果を出し、一段とパワーアップしたチームと早稲田に憧れ、新しい舞台で陸上をすることを意気込んでいる新入生が満足のいく結果を残せるよう全力でサポートしていきたいと思います!


 明日はマネージャーブロックの田中美雪さんにお願いしました。引き受けていただきありがとうございます!同じ学生スタッフの先輩である美雪さんには日頃から本当にお世話になっています。あまりコミュニケーションが得意ではない私にも声をかけてくださり、おすすめのご飯屋さんや美容サロンなどたくさんのことを教えていただきました。私が悩みを抱えている時には親身になって話を聞いてくださり、本当に頼れる先輩だなと感じました。いつも本当にありがとうございます。また、美雪さんは計測などのマネージャー業務でも上級生に引けを取らないくらいテキパキとこなしていて、いつもカッコいいなぁしごできだなぁと思っています。これからも同じスタッフとして一緒に頑張っていきたいです!明日はよろしくお願いします!個人的に美雪さんが書く文章がすごく好きなので今から楽しみです。


 拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。先程は春の訪れについて記しましたが、今後数日は雨が続くようです。寒暖差が激しい中どうぞ体に気をつけてお過ごしください。それでは、失礼します。