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岡本漠久:廊下を走るな
こんばんは。
広瀬から引き継ぎました、トレーナーブロック1年の岡本漠久です。
高橋さんが広瀬の良さを的確に表現していて、かぶってしまいそうだったので、私は広瀬の第一印象から話します!笑
初め、広瀬は私にとって同期の中で一番距離がある人でした。仮入部してから広瀬とは同期とわかっていながらも、挨拶を気軽に交わすのではなく「こんにちは。」とどこか他人行儀に接してしまっているなぁと感じていました。
しかし、夏になって、倉庫の戸締りを広瀬に頼む際、快く引き受けてくれたのを皮切りに、自分の中での広瀬が一番距離がある人から、距離はあるけど優しい人に変わりました。
今では、気軽に挨拶できる、スイーツが大好きな心優しい仲間だと認識しています。2024年、こちらこそ仲良くさせてください!トレーナーブースで待ってます!(ケガはしないように!)
まずは、前回の部員日記から少し空き、私の心と立場が変わったことを皆さんにアナウンスしたいと思います。私は2024年2月1日をもちまして、トレーナーブロック一本で活動させていただいております。
活動ブロックを一本に絞った理由としましては、「将来の職業をトレーナーにするため、大学時代をトレーナー活動への学習にすべてBETしたいと感じたこと」「私生活と競走部生活でのキャパオーバーへの対処」の二つがあげられます。
もう少しだけ詳しい理由、背景共々後日、皆さんにこの部員日記上で語る場面が来るかもしれないので、その時まで暖かな目で見守ってくださるとありがたいです。
そして、投擲選手としての活躍を期待してくださった皆様。本当に申し訳ありません。入部してから投擲ブロックを退くまでの約一年間、選手として得た知見は今後も様々なところで生かせると考えています。トレーナー活動にて、皆様に恩返しをしていく気持ちです。どうか、ご容赦ください。
さて、間もなく2年生になるということで、信頼に関する話、「廊下を走るな」という題で一つ、お話しさせていただきましょう。
「廊下を走るな」「陰口叩くな」「飯は残すな」「挨拶忘れるな」
そういうことは、あの頃誰もが教えられているはずなのに。
この詩は日食なつこさんの歌「廊下を走るな」の一説です。
小学校の頃、担任の先生から何度も何度も聞いた言葉の数々です。年を重ねるにつれ、誰もこんなことを私に、あなたに、言わなくなりました。守れていない人はこの世の中にたくさんいます。それが原因のトラブルはもっとたくさんあります。でも誰も、この言葉たちを言ってくれないのです。私も守れていない人にわざわざ言おうとは思いません。
私はこの歌を聞いて、衝撃を受けました。当たり前に守るべきことは、「なぜ?」を理解していないと私の頭からこんなにも簡単に抜け落ちるものなのかと。それと同時に、ルールやマナーを破ってしまうときが日常の至るところにちりばめられていることにも気が付きました。
例えば、食事の際、いただきますを忘れて食べ始めたり、友人との約束に平気で2分ほど遅れたり、集合の時に猫背になっていたり。多分、それを明確に「悪い」とする理由はこの世に存在しません。すべては態度と気持ちの問題なのです。
しかし、その行動の数々は人柄・立場に関わらず、信頼を簡単に揺るがします。信頼が揺らぐと、仲間意識が薄まります。薄まった仲間意識は、団結を消すのです。
新入生もあと2,3か月もすれば全員入ってきます。私たちは、教わる側から教わり•教える側に変わっていきます。
その時に、「廊下を走るな」と言うのは簡単です。ですが、「なぜ、廊下を走っちゃいけないのか」「なぜ、飯は残しちゃいけないのか」一緒に奥底まで考え抜き、姿勢で示し、同じ志を持った早稲田人へと共に成長できるような先輩でありたいなと、私は思います。
明日は短距離ブロック長の島田カイシンさんにお願いしました。
カイシンさんは、冬季練習のセット中、参加している皆のエンジンをかけなおすかのように、「さぁ、〇本目行きましょう!!」と明るく声をかけ、爆速で走り出す姿が印象的な方です。
私が家でコンディショニングの勉強をしている際、カイシンさんの動作やレストの時間設定を思い出しながら学んでいます。「カイシンさんはきちんとスポーツ科学に沿った考えのもとに練習している知的な方なんだな」とカイシンさんに思いをはせるのですが、チームのチーフトレーナー、上久保さんが名付けた「パーティ筋肉だるま」というあだ名が頭をよぎって集中できなくなります。この現象の対処法を教えてください、、。
明日はシンガポールより、よろしくお願いします!
近日、寒暖差が激しく、暖かい日は花粉、寒い日は雪とハイブリッドな気候パンチが飛んできています。お体には気を付けて、あったかくしてお過ごしください。
それでは、おやすみなさい。
※写真は本日撮れなかったため、先週のフィジカルトレーニングの様子です。