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ニューヨークシティ・ハーフ遠征報告

競走部駅伝監督の花田勝彦です。

皆さま、いつも応援いただきありがとうございます。

このニューヨークシティ・ハーフマラソンには、昨年11月の上尾シティハーフマラソンで学生トップとなった山口智規(2年)が招待選手として参加。チーム内で山口に次ぐハーフの記録を持つ伊藤大志(3年)も『世界』を体感する狙いで参加しました。

こうした取り組みができるのも、駅伝強化プロジェクトとして実施したクラウドファンディングに多くの方々からご寄付いただいたおかげです。

この場を借りてあらためて感謝申し上げます。


3月17日(日)のレース本番に備えて、13日(水)にニューヨーク入りしましたが、寒さの厳しい例年とは違い、晴れた日はシャツ一枚でも過ごせる陽気となりました。

レース当日も、早朝にも関わらず気温は11度。絶好のコンディションとなったことで、アップダウンの激しいタフなコースでも先頭集団はハイペースで進みました。

この大会に向けて順調に練習が積めていた伊藤は、スタートから3kmまでは先頭集団で走っていました。しかし、その後は少しずつ離されて、6km過ぎのマンハッタン橋の長く急な上り坂で大きく差をつけられてしまいました。

一方で山口は、ニューヨーク入り直前から足にやや不安があり、かなり回復はしたものの前半は自重してレースを進める形となりました。5kmを過ぎてから徐々に順位を上げて行くと、19km手前で伊藤に追いつき、最後は引き離して総合10位でゴールしました。ゴール後も足には問題なかったようでよかったです。

抜かれた伊藤もその後は粘って山口に次ぐ11位でゴール。山口と同じく招待で出場した松永伶選手(法政大4年)は17位でした。

コースのハードさから『速さ』よりも強さが必要とされる大会でしたが、この経験は彼らの今後の成長の糧になるものと強く感じました。

この後もこうした海外遠征の機会があれば、選手たちには積極的に挑戦させたいと考えております。

皆様のご支援ご期待に応えられるよう、引き続き頑張っていきます。