部員日記

栗原から受け継ぎました、山﨑一吹です。栗原とは同郷で中学時代、大会で同じレースを走ることがよくありました。積極的に前に出るアグレッシブな走り、練習会で発言する姿に憧れていました。話しやすく、誰にでも明るい彼ですが、目の奥にはひしひしと熱いものを感じます。虎視眈々とチャンスを伺っているようにも見えます。誰よりも真剣に競技、学業に取り組む彼は誰よりも努力をしているのでしょう。そんな彼を尊敬しています。しかし、その努力を人に見せようとはしません。素晴らしい人ではないでしょうか。

さて、少しずつですが暖かい日が増え、春の訪れを感じることも多くなってきたのではないでしょうか。春は生活しやすい季節ですが、寒暖差が激しい季節でもあります。病気には十分気を付けていきたいですよね。私自身、この春に2回発熱をしています。寮生なので隔離をしての生活でした。ほとんど人との接触のない隔離生活でした。とても寂しい生活ですが、悪いことだけではありません。普段と違って、一人だけの部屋なので気を使わずにのびのびできます。たまにはいいものです。お見舞いをくれた方々、ありがとうございました。

今回は私の唯一のライバルについて書きたいと思います。彼は３歳でバレエを始め、幼少期から国内で頭角を表し、自分の競技を極めるために１５歳で海外に渡りました。食事、言語、文化も違う地での生活は、異常な寂しさやプレッシャーを感じるでしょう。競技は違いますが、バレエに全てを捧げる彼の覚悟は凄まじいものです。心から感心するのと同時にライバル心を燃やしてしまいます。彼の名前は山﨑徠雅（らいが）です。僕の弟です。プロのバレエダンサーになる予定なので応援よろしくお願いします。彼に負けないよう私も精進致します。

明日は同じく長距離１年の増子陽季にお願いしました。彼も栃木県出身です。いつもニコニコしていて陽気な彼ですが、いつもの様子からは想像もできないほど真剣な顔で練習に取り組みます。怪我に苦しんだ期間もありましたが、今は調子が良いようです。これからもチーム栃木で頑張っていこう‼️明日はよろしく。

拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。