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池淵秀:ワンピースを見つけに
こんばんは。寺澤から引き継ぎました。短距離ブロック4年の池淵秀です。
ご紹介があった通り、大地は高校から共に短距離ブロックで活動し、切磋琢磨してきた特別な後輩です。今年は怪我により、思ったように試合に出れていないようですが、寺澤大地はここで終わるような男ではありません。心臓に毛を生やした強靭なメンタルと、どんなに可愛い女の子でも勝てやしない陸上愛によって、後半シーズンは必ず怪我のリベンジを果たします。大学最後のシーズン、どこかの試合で池淵vs寺澤を実現できたらとても嬉しいです。追伸 早慶戦後慰めてくれてありがとう。池淵秀、頑張ります。
日記:本日は竹内くんと温泉に行ってきました。練習の疲労をしっかり抜いて北陸選手権に備えます。彼はとてもムキムキなので私は肩身が狭かったです。
さて、久しぶりの部員日記が回ってまいりました。少し前のことになりますが、前半シーズンが終了し、引退まで残り3ヶ月ほどとなりました。今シーズンは自分が思い描いていたような結果を出すことがなかなかできず、試行錯誤を繰り返す毎日を送っています。陸上競技を始めて13年目になりますが、陸上競技は本当に難しいなと年を重ねるごとに思わされます。「100mで10秒で40歩」陸上ってたったこれだけの出来事なんです。たったこれだけの出来事なのに、人生の半分より長い時間を注いでも、まだまだ深くて底が見えない。満足できた試合なんて一度もない。次から次へと課題が積み上げられていく。一番シンプルなのに一番複雑なスポーツだと、そんなふうに思います。
こんなにも面倒くさい陸上競技。私は思った結果が出せず、悔しくて死にたくなるような夜を何度も過ごしてきました。嫌いになって辞めてやろうかと思う日もありました。それでもグラウンドに行ってしまえば、失敗もまた面白いなんて思ってしまう自分がいるから陸上競技は不思議であると。。。
陸上競技とのお別れの日、「陸上競技ってなんだろう」という問いの答えに私は少しでも近づきたい。だから私は最後のシーズン、どんなことがあっても真摯に陸上競技に向き合い続け、走り続けたいと、そう思うんです。
明日は短距離ブロック一年の間渕にお願いしました。間渕には大地から回ってきた時点で洛南リレー発生中ということもあり、強制的に書いてもらうことにしました。彼とは同じ高校ですが、1-4なので代は被っていません。しかし、よく走りのことや試合のことを積極的に聞いてくるので、とても可愛い後輩だと思っています。今シーズンはしっかりベストを出し、チームに勢いをもたらす選手の1人となっています。よく同じ組に入れられるので、ちょっぴりだけ怖いなとか思いながら強がって「お前には負けん」と話しています。次世代の早稲田を担う彼に引退まで何を残してあげられるのか、ほんの少しだけ考えてあげなくもないんだからね。というわけで明日はよろしく。
みなさん、熱中症には気をつけながらお過ごしください。失礼します。