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部員日記

大川寿美香:大きいぬいぐるみが欲しいです

こんばんは。伊藤幸太郎から引き継ぎました、ハードルブロック2年の大川寿美香です。


「水曜日部員日記お願いしてもいい?」 

身に覚えのないLINEのトプ画の人からの連絡で、誰かと思ったら伊藤幸太郎でした。1年前に部員日記を回そうとしていましたが渡せずにいたので、回してくれて嬉しいです。ありがとう!彼とは1年次の実技の授業で一緒になり、学期末に行われた駅伝の授業では、圧巻の走りで外周を駆け抜けていました。さすが長距離ですね。あれからもう1年経ったのかと思うと感慨深いです。長距離の練習は見ているだけできついですが、いつも頑張っている姿を見て刺激をもらっています。これぞ、「駅伝部」ではなく同じ「競走部」として活動していることに繋がっていると思います。最近は練習で自信をつけられているようなので、試合の結果を楽しみにしてます!お互い頑張ろう!


p.s. 私も持久力を付けたいので、機会があれば一緒にjogでもしてください。(笑) 



私事ではありますが、3/10〜3/24の15日間、シンガポール・オーストラリア遠征に行かせていただいておりました。コーチングスタッフや関東学連の運営スタッフの方々からご尽力賜り、有意義な時間となりました。この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。シンガポールは高温多湿で、日本とは大きく環境が異なっていましたが、得られたものが大きかったです。一番は現地の人たちとの交流です。昨年の夏にWAP国際交流のプログラムの1部としてシンガポール選手団が競走部のトレーニングに参加しました。今回は私たちがシンガポールへ赴き、選手団の人たちと練習やご飯を共にしました。海外の人に話しかけるのはハードルが高いことですが、自分の意見が伝わった時の達成感は言葉には表せません。拙い英語でも積極的にコミュニケーションをとり、多くのことを吸収しようとする姿勢が大切なのだと実感しました。現地の早稲田渋谷シンガポール校の生徒たちに向けて開催された陸上教室では、生徒が楽しそうに走っているのを見て陸上競技の本質を再認識しました。トレーニングは嫌々行うのでは意味がありません。楽しむくらいの気持ちがないと考え込んでしまうことに繋がります。「走るのが好きだから始めた陸上」辛くなった時は、一度陸上競技を始めた原点を思い返してみるのも良いかもしれません。

学生主体で行われたシンガポール遠征。最初の数日は学生だけの遠征でした。マネージャーの山崎は一年生ながら完璧に仕事を遂行してくれました。本当にありがとう!ほんの気持ちではありますが、シドニーのTシャツをプレゼントしました。気に入ってくれると嬉しいです!(渡す前日にミートソースをこぼしたなんて口が裂けても言えません。)


3/18の早朝4時に宿舎を出発し、オーストラリアへと向かいました。早朝にも関わらず、残留組がお見送りをしてくれて嬉しかったです。眠気で意識が朦朧としている状態での移動だったので気づいた時には空港に到着し、飛行機に乗っていました。(笑) オーストラリアでも、関東学連からの補助で無料で競技場を使わせていただいたり、普段は予約しないと使用できないトレーニングジムを特別に使わせていただいたりと、ご厚意により充実した時間を過ごすことができました。今回は試合出場出来ませんでしたが、実際にスタンドから一流の選手を見ることで世界とのギャップを感じ、多くの刺激を受けました。特にフィジカル面では更に強化しなければならないと実感しました。シーズン中はどうしても筋トレの量が減ってしまうので、冬季でつけた筋肉を落とさないよう、そして更に筋肉をつけられるように頑張ります!



いよいよ本格的にシーズンの時期となりました。ここまで来るのは決して平坦な道のりではなく、辛いこと、逃げ出したいことがたくさんありました。そんな時思い浮かべるのは、私を支えてくれている支援者の方々の顔です。どんな時も味方でいてくれる親、いつも食料や手紙を送ってくれるおばあちゃん、的確なアドバイスをくださる監督やコーチ、最高の部員、、。書き出せばキリがありません。誰かのために頑張りたい、金メダルをかけてあげたいと強く思うようになったのは素晴らしい支援者に出逢えたからだと思います。ただ勝利を目指すだけでなく、自分が結果を残すことにより、周りにどのような影響を与えられるのか、その域まで考えられたら目標達成へと近づくのではないでしょうか。24シーズンも全力で駆け抜けますので、これからもご支援のほどよろしくお願いいたします。  



明日は短距離ブロック三年の眞々田さんにお願いしました。快く引き受けてくださりありがとうございます!眞々田さんはシンガポールの大会において、200mで自己ベストを更新しました。この時期の自己ベストだけでも凄いのですが、何と「400mを走った20分後」に200mを走り、自己ベストを出したのです。高くジャンプして喜んでいる眞々田さんは今でも目に焼き付いています。(笑) しかしこの結果はなるべくしてなったものだと思います。冬季練習ではいつもチームを引っ張り、簡単に部員を前に行かせないその姿に刺激をもらっていました。また練習動画を振り返ると、いつも眞々田さんの声援が入っています。自分の練習だけでもきついはずなのに、部員一人一人に目を配り声をかけてくださるので、どんな練習でも頑張れます。顔が整っているだけではなくフォームも美しくて、性格も良くて、、。才色兼備の言葉が一番似合うのではないでしょうか。何か一つは分け与えてください…!! 明日はよろしくお願いいたします!


長く拙い文章となりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。桜の便りが待ち遠しいこの頃、どうぞ皆様体調にはお気を付けください。4年生の皆様、ご卒業おめでとうございます。今後のご健康とご活躍をお祈りいたします。