最新ブログ

  1. HOME
  2. BLOG
  3. 佐々木悠人:桜の蕾が膨らみました
部員日記

佐々木悠人:桜の蕾が膨らみました

こんばんは。

宮﨑さんから引き継ぎました跳躍ブロック2年の佐々木悠人です。

「跳躍ブロックの母」

日頃の感謝を込めて僕は宮﨑さんをついもそう呼ばせていただいております。僕や片山、中尾、矢野など跳躍ピットに集う下級生は皆、宮﨑さんの温かさに感謝が絶えることはありません。そんな温かさで我々を癒してくれる宮崎さんですが、ひとたびポールを手にすれば獅子を追う狼の如く勇敢な競技者へと変貌します。

競技者として目標となる存在と共に同じブロックで活動できる僕は幸運です。僕も宮﨑さんを追う狼となるべく精進して参ります。これまで通りご迷惑をおかけすることも多いかと思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。共に頑張っていきましょう。

 

 さて、季節は移り身も心も本格的にシーズンへと動き始めました。ほのかなピンク色があちらこちらに咲き始めグラウンドは鮮やかな春の訪れを感じさせようとしています。

とは言っても、桜はまだ蕾。不完全ながら空に向かって咲き誇ろうとする様子を見ると、ちょうど1年前、不安と希望を胸に入学式へ向かう自分の姿が思い出されます。あれはまさに今グラウンドに咲く桜と同じでした。似合わないスーツに身を包み、各地から集まる精鋭たちと肩を並べる自分自身に高揚感と希望を抱いたあの瞬間は記憶に新しいです。

 そして、時は流れこの1年で本当に多くの経験をしました。早稲田大学の学生として、競走部の部員としてだけでなく、1人の人間としてさまざまな成長のチャンスをいただきました。幸運なことに僕は周りの環境に恵まれ、そのチャンスを最高の環境において迎えることができた1年だったと振り返ります。その最たるものが僕にとっては競走部でした。

 1年間競走部の一通りの活動を経験し、得たものは大きいです。競技のことだけではありません。社会で生きていくための人間力を養うことができました。ところが、僕の蕾はまだ花をつけません。現在もまだ蕾のまま咲く時を、咲くチャンスを探しています。今思えば、野に咲く桜も同じように辛い思いや様々な経験を経てようやく空に向かって開くことができたのでしょう。シーズンを迎え僕は今ようやく蕾を咲かせるチャンスを見つけ、自分のものにできると確信しています。希望は見えています。前途有望な者を指す蕾という言葉の通り、僕は今希望が花開くその戸口に立っていると感じます。遅咲きの桜は、一輪一輪の花が大きく咲くと言われています。皆さんに早く花開いたこの桜を見せられるようより一層真摯に取り組んで参ります。


 話は変わりますが、僕は今同期の関口、高須、間渕と共に銭湯で極上の癒しを得ています。我々はよく練習後に銭湯へ足を運びます。日々の疲れや社会の重圧から逃れ身が解き放たれる思いです。疲労も抜け明日への活力が湧いた今の僕たちははおそらく最強です。このまま調子を整え、今週末に開催される東京六大学対校陸上競技大会を最高の形で迎えようと思います。結果を残し競走部に貢献します。ぜひ早稲田大学の応援をよろしくお願いいたします。


 明日はハードルブロック3年の盛岡優喜さんにお願いしました。大学のパンフレットモデルを務める多忙な盛岡さんに部員日記を回すのはいささか躊躇しましたが、


「可愛い佐々木のためなら寝る間を惜しんでも書くよ!なんでも任せろ!」


と笑う盛岡さんを拝見し、やはりこの方に頼んでよかったなと深く思いました。

 盛岡さんとの思い出をここに記すとなれば余白がいくらあっても足りません。爽やかな盛岡さんの笑顔と甘いマスクはいつも僕に美容の大切さを教えてくださいます。競技力だけでなくビジュアルにおいても競走部を牽引する姿に憧れないはずがありません。練習では厳しく(僕には特に)、いつもは人一倍可愛がってくださる盛岡さんへの尊敬の念を力に変え、日頃の感謝を結果でお返しします。

明日はものすごい部員日記が投稿されることでしょう。僕も読者の皆様同様、楽しみに待とうと思います。明日はよろしくお願いいたします。


最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは失礼いたします。