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鷺麻耶子:4年目の春
こんばんは。
池田より引き継ぎました、短距離ブロック3年の鷺麻耶子です。
池田は、誰よりも強い覚悟を持って主将という重圧のかかる役職を担ってくれています。彼の率いるチームならばきっと勝てる、各々が目標を達成することができると思わせてくれる立派な主将です。池田は長い期間怪我に悩まされていますが、チームを常に客観視しながら後輩へ積極的な指導を行い、人前で決して弱音を吐きません。その姿勢を多くの部員が尊敬し、努力が報われる日が早く来てほしいと願っています。昨日の六大学陸上では、朝早くから最後の種目まで声を枯らして誰よりも熱い応援で背中を押してくれました。その姿に励まされ、短距離も長距離も全体で流れに乗ることができたと言っても過言ではありません。
110代目で望む初めてのインカレも約1ヶ月後に迫っています。新入生が加わり130名を超える大所帯となりましたが、池田主将・伊藤駅伝主将と力を合わせてチームを牽引してまいります。
昨日、慶應義塾大学日吉陸上競技場にて東京六大学陸上が行われました。
当初は気温が低く小雨が降る予報でしたが、運良く晴れ間も見え比較的恵まれたコンディションとなりました。
大会運営に関わって下さった全ての方々に深く御礼申し上げます。
今大会で男子は12年ぶり、女子は連覇という形で初めて男女同時に総合優勝を果たすことができました。最優秀選手2名も早稲田から選ばれ、臙脂で染まった対校戦だったと言えると思います。
私は女子対抗4×100mRと女子対抗100mに出場させて頂きました。4継は臨時のメンバーで組んだこともあり連覇を果たせず、非常に悔しいレースとなりました。一方で個人種目は3年振りに11秒7台で走ることができ、ようやくスタートラインに戻ってきた気がします。そして何よりも、女子主将として勝ち切れたことにほっとしました。
得点をチームに持ち帰った選手はもちろんのこと、応援席から喉がガラガラになるほど声援を送ってくれた選手、陣地や本部でサポートしてくれたスタッフの活躍なしには決して得られなかった結果です。私は対校戦に臨むたびに、チームに背中を押されることがどれほど心強いかを実感します。怪我等で出場が叶わなかった選手がどれだけ悔しいか、私の想像をはるかに超えると思います。時に重荷に感じられるプレッシャーもサポートしてくれる部員の思いとして力に変え、全てが「最後の〇〇」になる今シーズンの試合を全力で戦い抜きたいと強く思った一日でした。
この結果に慢心することなく、関東インカレもチーム一丸となって戦い抜けるよう気を引き締めて取り組んでまいります。
引き続き早稲田大学競走部の応援をよろしくお願いいたします。
明日の部員日記は、和田悠都にお願いしました。皆さま、2024年元旦のわだちゃんの部員日記を読まれたでしょうか。箱根という夢の舞台への思い、チームメイトへの思いを真っ直ぐに綴った文章に心を動かされました。
わだちゃんは授業の忙しさを言い訳にせず、コツコツと積み重ね続けることが出来る強い選手です。先週のTOKOROZAWA GAMESでは3000m、昨日の六大学では5000mで自己ベストを更新し、波に乗っている選手でもあります。また、それ以上に誰からでも愛される人柄が最大の魅力です。自分でその可愛さを分かっているあざとさはずるいですが、そこもまたギャップがあって良いです。
引き受けてくれてありがとう、明日はよろしくね
サムネイルは早稲田スポーツ新聞会様に撮影して頂きました。閉会式後の全体集合写真です。
所沢のグラウンドも桜が満開を迎えたようです。ぐずついた天気が続いていましたが、今日は淡いピンクがよく映える青空となりました。
気温差が激しい日々がまだ続きますので、どうぞご自愛ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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