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部員日記

石原慎也:常に前へ

こんばんは。間渕から引き継ぎました、短距離ブロック2年の石原慎也と申します。


間渕の紹介にあったように、間渕との関係は今年で4年目です。現在は住まいが同じということもあり、よくご飯を一緒に食べているような仲です。

間渕を一言で表すとすれば“まじめ”です。高校生の時から勉強と陸上競技どちらに対しても手を抜くことなくハイレベルに両立してきた間渕はまさに文武両道の鑑です。大学生になった今でも学業に関しては同じ本キャン生と思えないほど私より熱心に取り組んでいる姿を目にしますし、陸上競技に対しても先輩にアドバイスを求め常に向上心を持って取り組んでいる姿を目にします。そんな間渕を後輩ながら非常に尊敬しています。

大学1年目にも関わらず既に自己記録を更新している間渕ですが、私はもっと強い間渕を知っています。彼本来のガッツある走りはみなさん知らないことでしょう。彼は今後、4継とマイルの両リレーにおいて主力選手になることができるポテンシャルを秘めています。これから一緒に競走部を牽引する存在となれるよう寺澤も含めた洛南健児たちで切磋琢磨していきたいと思います。




私が前回部員日記を書かせていただいたのが4月23日であったと記憶しています。気づけば8月。シーズンは残すところ2ヶ月となりました。5月には日本インカレB標準の突破、関東インカレ4×400mRのメンバーとして予選の出走というように、私が当初思い描いていたよりも充実した前半シーズンを過ごすことができました。


しかし更なる自己記録の更新、日本インカレでは決勝レースを走る、そのような目標を立て取り組んでいた矢先、7月中旬に疲労骨折が判明し戦線を離脱せざるを得なくなりました。日本インカレの標準記録突破者として個人種目のメンバー選考に割って入りたいと考えていましたが選考のレースすら走ることができず遣る瀬ない気持ちでいっぱいになりました。それでもモチベーションが低下することなくリハビリすることができているのは紛れもなくチームメイトの存在が大きいです。特に同期の存在は非常に励みになっています。ユニバーシアードに出場した井上、富士北麓ワールドトライアルを制した西徹の存在や、不調や怪我が続いていたにも関わらずPBやSB・大学ベストを更新する仲間が複数人出てきたことは私の心を大きく動かしてくれました。本当に感謝しています。


リハビリの経過は恐らく良好です。直近の目標は日本インカレです。4×400m Rのメンバーとして、早稲田大学競走部の一員として、どんな形であれ総合優勝に貢献するワンピースとなりたいと考えています。4年生の先輩方と一緒に陸上競技ができるのはあと2ヶ月となりました。4年生の先輩方には計り知れないほど競技面や精神面で助けていただきました。4年生最後の対校戦。少しでも恩返しをして感謝の気持ちを伝えたい、その一心で残り1ヶ月我武者羅に取り組んでいこうと思います。


個人としては関東新人大会の優勝、Yogibo Athletics Challenge Cupでの46秒台を目標としています。決して簡単な目標ではありませんが自分を信じ、達成に向けて着々と準備を重ねていこうと思っています。


早慶戦の応援の様子です


明日は短距離ブロック3年の平野さんにお願いしました。平野さんが部員日記の依頼をよく断っている姿を目にしますが洛南リレーを途切れさすまいと引き受けてくださいました。改めて洛南高校の総合力はどこにも勝てない唯一無二のものだと感じた次第です。引き受けてくださりありがとうございます。

平野さんとは5年目の付き合いとなりますが未だに謎多き先輩です。とは言いつつも平野さんの秘めた闘志は知っています。いつも謙遜ばかりで冷静沈着な平野さんですが高校時代からここぞという時の勝負強さやロングスプリントも走ることができるマルチさには当時から憧れを抱いていました。そのような憧れの気持ちが私を強くさせてくださったことは間違いありません。

また平野さんのピッチを回しどんどん進んでいくフォームは誰もが真似できるものではないと思っています。可能であれば私もあんな風に走ってみたいと5年間で何度思ったことでしょうか。最近好調の平野さんが自己記録を出すことは目前に迫っていると思っています。平野さんのご活躍が楽しみです。

明日はよろしくお願いします!


最後までお読みくださりありがとうございました。ここ最近は大雨や猛暑といった厳しい気象が続いております。みなさまくれぐれもご自愛ください。

それでは失礼します。