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佐々木悠人:次は佐々木の時代
こんばんは。
関口から引き継ぎました跳躍ブロック2年の佐々木悠人です。
関東インカレの関口は、相変わらず「きゃんきゃん」でした。
矢野の紹介や昨日の日記からも分かるように、彼の残した成績は「早稲田人たる覚悟」を体現するものだったと思います。堂々たる彼の走りは、その裏に隠された血の滲むような努力と計り知れない苦悩を観る者に感じさせないほど華やかなものでした。ただ、やはり彼の練習に対する姿勢がいかにトップ選手であるかを語らずにはいられません。常に考え、常に悩み、常に楽しむ。今後も彼からの学びが尽きることはないでしょう。そして、この結果に満足しない姿勢こそ、関口が“王者関口”である所以なのだと思います。関口と出会えたことが僕の人生の財産です。これからもお互い刺激的な関係でいたいと心から思います。よろしく。
関口の日記にもありましたが、僕は関東インカレ期間をアナウンサーとして過ごしました。マイクに向かって一言発するたびに、多くの方から「下手くそすぎ」、「もうちょっといい声出せ」、「アナウンサー向いてない」など様々なお褒めの連絡を頂きました!ありがとうございます。責任とやりがいのある仕事を任せていただけたこと本当に感謝しています。
ただ、正直この大会期間中「自分はなにをやっているのだろう」と考えることが何度もありました。同期の関口や高須が選手として活躍する一方、僕はアナウンサー室の椅子に座って話しているだけ。今の実力ではこの舞台で彼らと肩を並べて走ることができないのだと実感させられました。早稲田の選手が活躍して得点が入るたびに嬉しさや誇らしさを抱く反面、競技者として得点を稼ぎ競走部に貢献できない自分に強く悔しさを覚えました。それと同時に、来年は必ずこの舞台に立つぞ。という熱い思いが湧き上がってくるのを感じました。
また、アナウンサーを経験するというのは早稲田において重要な意味をなすということも知りました。本日の練習終わり、あの偉大なる西裕大さんとお話しする機会がありました。なんと西さんも大学2年時にアナウンサーをご経験されていたのです。さらに、過去早稲田の最前線で活躍された先輩方もアナウンサーのご経験があったそうです。しかし、それは先輩方が同じように相当な悔しさを覚え、それを力に努力を重ねた結果なのだということも教わりました。西さんから頂いた
「次はお前」
という言葉を胸に明日も走ります。そして、来年は自分がグラウンドに立ち、アナウンスを受ける立場であることをここに約束します。
明日はハードルブロック3年の西徹朗さんにお願いしました。快く引き受けてくださりありがとうございます。徹朗さんも今回の関東インカレに出場し、決勝の舞台を走られました。レース後、今回は思うように走れなかったと悔しがる徹朗さんの意識はすでに次の試合へと向いていました。お手本にすべき姿勢を目の当たりにし、改めて徹朗さんについていこうと決意しました。シーズン序盤に自己記録を更新。好調の早稲田大学、西徹朗さんに今後も注目です!おっと、アナウンサーのクセが出てしまいました。失礼しました。
明日はよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは失礼します。