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部員日記

井上直紀 : 制御不能なカリスマ

こんばんは。清水奈々子から引き継ぎました短距離ブロック3年井上直紀です。

昨日彼女が書いたびっくりドンキーのことを考えながら記した私に対する紹介文を見てもらえばわかるように、奈々子は何を考えているのかさっぱりわからない変な人です。出会って2年が経ちますが、何が冗談で何が本気なのか今でもさっぱりわかりません。恐らく今後もわかりません。

そんな彼女ですが、周りにはいつも先輩、同期、後輩の姿があります。いつでも明るく振舞う姿、頼りがいのある姿、そしていつも最後までグランドに残り練習をする真摯な姿が人を引き付けるのでしょう。練習でも中心となり、関東インカレでは表彰台に登りました。今後ももっと活躍してくれると思います。

こう書くと根が真面目ないい人に思えますが、昨年私が体調不良になり1週間ほど練習を休んで復帰した日に、話の中で「やっと練習出られるようになった」と言った私の言葉に「いないの気づかなかったわ」と返した言葉一生忘れません。

これからも仲良く頑張りましょう。

 

 

2022年京都で行われた全日本インカレ。

当時私は三連覇を目指す早稲田のヨンケーが夢破れる瞬間をスタンドで目の当たりにしました。

 

先輩方がよく口にする「臙脂の重み」という言葉。当時一年生だった私には臙脂の重みも臙脂を背負い走るリレーへの思いもわかりませんでした。しかし、引き揚げてきた先輩方の姿を見てかっこいいなと感じたのは今でも覚えています。個人の名前ではなく早稲田大学という名前で出場する唯一の競技。尋常ではないプレッシャーと名誉に包まれ優勝しか評価されない世界で戦っていた姿。このチームで走りたい。臙脂を着て勝ちたい。私の心に臙脂を纏い走るリレーへの思いが芽生えたきっかけとなりました。

思いを胸に過ごした昨シーズン。理想とは裏腹にチームの力になることはできませんでした。不甲斐なさと申し訳なさでいっぱいでした。負けた姿を見ることしかできない。何もできない。来年は必ず強い早稲田のヨンケーを取り戻したい。早稲田を支えた先輩方が抜け今度は自分だと強く思いました。

そして迎えた関東インカレ。トップでバトンをもらった瞬間の「勝った」という気持ちとトップでフィニッシュラインを駆け抜けた嬉しさ。あんなに嬉しかったレースは人生でありません。普段あまりレース動画を見ない私ですが、4×100mリレー決勝の動画は目に焼き付くほど見ました。個人種目での出場を逃し、悔しさもありながらリレーにすべてをかけてくれた1走の髙須。チームを精神的にも走りでも引っ張ってくれた2走の杜真寿さん。頼もしく成長し力強い走りをしてくれた3走の関口。そしてサポートしてくださった方々。素晴らしい仲間と共に手にした12年ぶりの栄冠でした。

関東インカレを獲ったことで我々は三冠の権利を得ました。全日本インカレ、日本選手権リレーを獲り強い早稲田のヨンケーを作りたいと思います。

 

明日は女子主将である鷺さんにお願いしました。引き受けてくださりありがとうございます!

1年時から活躍し、現在では女子主将として競技に限らず多方面でチームを引っ張ってくださっています。先日の関東インカレでもリレー、個人共に入賞されていました。傍から見ていると毎回対抗戦で当たり前に入賞している印象を受けてしまいますが、当たり前という一番難しいことをやってのける鷺さんはとても強いなと感じています。これからも鷺さんの走りを楽しみにしています!

あと、バックについているこねずみ君がとてもかわいいです。ひそかに毎回癒されています(笑)。正直今まであまり話す機会がなかったのですが、これだけは伝えたいと思い日記をまわさせていただきました。明日はよろしくお願いします!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。それでは失礼いたします。