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鷺麻耶子:尽
こんばんは。
井上直紀から引き継ぎました、短距離ブロック4年の鷺麻耶子です。
井上は、昨日の部員日記を読んでも分かるように内に秘めた熱い想いの持ち主です。今年の関東インカレ男子4×100mR決勝の走りは、12年ぶりの優勝を飾るアンカーに相応しいものでした。普段の練習から誰よりも強い志を持って練習に取り組んでいる井上は、きっと昨シーズンに出した自己記録を今年も軽々と塗り替えるでしょう。年齢的には私の方が先輩ですが、競技に関しては圧倒的に彼の方が理解していると感じる場面も多く尊敬しています。
こねずみがかわいいことを伝えるために(?)日記回してくれてありがとう!意外と話す機会が少ないので嬉しかったです。今後もにしむらゆうじシリーズ増やしていく予定なので是非癒されてください!
第103回関東学生陸上競技対抗選手権大会において、早稲田大学競走部への多大なるご支援・ご声援をいただきありがとうございました。大会に関わってくださったすべての方々に御礼申し上げます。
110代目で掲げた「男子総合優勝・トラック優勝」「女子総合3位・トラック優勝」という目標のうち、達成できたものは男子トラック優勝のみでした。
今大会では男子4継の12年ぶりの優勝や女子400mと10000m競歩、男子1500mの3枚残しなど、短長・男女問わずチームに勢いをもたらす活躍が印象的でした。その一方で、私をはじめとした4年生の取りこぼしが足を引っ張ってしまい、個人としては悔しさと不甲斐なさでいっぱいの4日間だったと感じます。
私の関東インカレを思い返すと、1年次に表彰台に登って以降年々順位が下がっていった苦しい記憶ばかりです。今年こそは、と思っていましたが春先からの腰痛や他の怪我、直前の体調不良も重なり理想とは程遠い状態で試合を迎えてしまったことが悔やまれます。
今となってはどれも言い訳でしかなく、対抗戦の選手として臙脂を纏う以上は最後まで戦い抜くのが「早稲田人たる覚悟」です。そしてその覚悟を理解し、差し伸べてくれる手がなければ心が折れていたかもしれません。
できる限り良い状態で望めるように尽力してくださったトレーナーさん、背中を押してくださったコーチ陣、声が出なくなるほど振り絞って応援をしてくれた部員、影から誰よりも支えてくれた両親。ここには書ききれない多くの方々のおかげで計7本最後まで走り切る選択ができたこと、心から感謝しています。
試合後の振り返りに、お付きをしてくれた後輩がこう書いていました。
「この4日間、選手の様子を身近で見させていただいたり、応援する中で改めて先輩方の偉大さに気づきました。怪我や昨年度チャンピオン、最高学年などたくさんのプレッシャーを背負ってこの試合で戦い抜いていて、自分も(中略)みんなやコーチ陣を沸かせる走りができるような選手になります。」
この言葉を見て、今回数字上の結果としては本当に情けないものでしたが走り切った意味があると思えて救われた気持ちになりました。
そうは言っても、やはり結果で引っ張る女子主将でありたいですし、かっこいい背中を見せられる4年生でありたいです。日本インカレでこの悔しさを晴らすために、そして競技生活を支えてくださった全ての方々に恩返しとなる走りができるように、また頑張ります。
こちらは昨日の夕焼けに大はしゃぎする皆さんです。
ところで、今年の関東インカレに出場した女子選手は総勢24名。私が一年生の頃のエントリーを遡ったところ、ちょうど半分の12名しかいませんでした。この3年で倍の人数が出場できるようになったのは感慨深いものがあります。これからさらに「女子も強い早稲田」になっていく転換期の女子主将として、後輩に伝えられることをできるだけ多く伝えていきたいと思います。
明日の部員日記は、長距離ブロック3年の藤田真美加にお願いしました。
まみかは長距離ブロックの、そして所沢紺碧寮の頼れるお姉さんです。先日の関東インカレでは上級生のプライドを感じる堂々とした歩きで、自己新記録をマークして入賞しました。悔し涙を流すことが多かった彼女の笑顔が見られて私も嬉しかったです。レース後、陣地でマネージャーの田中がその結果を泣いて喜び労っている姿を目にしました。選手の結果を自分のことのように喜んでくれるマネージャーと、心から応援してもらえるような選手。言葉でうまく表現できませんが、彼女たちのような関係性が競走部をより良いチームにしていくのだと思います。
引き受けてくれてありがとう、明日はよろしくね!
サムネイルは前後の日記の二人と大川、内藤で撮りました。(井上は少し嫌そうな顔に見えますがこれでもノリノリで写ってくれています)
最近は有難いことに部員日記を回してもらう機会が増えているのですが、毎回懲りずにしみじみとした内容ばかりですみません…温かい目で見ていただけると幸いです。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
おやすみなさい。