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部員日記

伊藤幸太郎:耐える時期

 こんばんは。須山向陽から引き継ぎました、長距離ブロック3年の伊藤幸太郎です。


須山との関係性は親友兼教育係といったところでしょうか。彼の良さは友達思いなところだと思います。昨年自分が体調を崩した時には、毎日昼食を作って部屋まで運んできてくれました。私がなかなか思うような走りができない時は、客観的な視点からアドバイスをくれます。昨年の秋に大きく自己ベストを更新するきっかけを作ってくれたのも須山のアドバイスのおかげです。そんな須山くんですが、少々抜けているところがあります。今日は1週間も前から温泉に誘われていたのですが、須山の部屋に行ってみたところどこにも姿は見当たりませんでした…

私もあまり人のことを言えるほどきちんとしているタイプではありませんが、須山がミスをして落ち込んでいるところを見ると私も心が痛むのでこれからもお互い助け合っていきましょう(笑)



 昨日は日体大記録会の5000メートルに出場しました。いい結果を出して部員日記で報告できたら良かったのですが、自己ベストから大幅に遅れる結果となってしまいました。3月の学生ハーフくらいから続く不調から脱することができず、今シーズンのトラックレースは一つも満足できる走りができていません。今回に関しては直前にコロナウィルスに感染してしまい、その後急ピッチで練習に復帰したため、風邪をぶり返してしまいました。スタートする以前に体調管理すらできていない自分自身に腹が立ちました。最近は自分に残された時間と目標とのギャップに焦りを感じ競技について考えることから逃げたくなります...

ですが、15年以上箱根を目指してきてこの目標に本気で向き合えるのもあと少し、悔いなく全力で向き合います!まずは昨日の試合をいい方向に向かうターニングポイントにできるように頑張ります。待ってろ箱根駅伝!


 次は先日母校である春日部高校で後輩に向けて講演をしたことについて書こうと思います。運動部活動に所属している後輩たちに向けた講演だったので、部活をやることの意義や文武両道についての話をしたのですが、自分自身を振り返るきっかけにもなりました。私は高校時代の部活動を通してみんなで一つの目標をもって取り組むことの素晴らしさを学びました。自分自身はもちろんチームメートの走りに感動して 刺激を受けていました。しかし、今の私は自分に余裕がなく、周りの活躍を素直に喜ぶことができていません。自分自身の人間性の伸び代にも気づくことができました。

講演の後は陸上部の練習にも顔を出しました。3年生を中心にとてもまとまりがあり非常にいいチームだと感じました。是非春日部高校陸上部の応援もよろしくお願いします!



 明日は長距離ブロック2年の工藤慎作にお願いしました。山の名探偵こと、工藤慎作は競走部長距離の中でもファンの多い選手の1人で学校でも声をかけられているところを目にします(羨ましい限りです)。工藤の良いところは誰に対しても対等に思ったことを素直に伝えてくれるところです。私は周りの目を気にしてなかなか自分の意見をストレートに伝えられない部分があるのですが、工藤は先輩後輩関わらずしっかりと自分の考えをぶつけることができていて尊敬しています。時には厳しい指摘もありますが、自分自身の甘さに気付かされることもあります。そんな工藤は最近よく僕の部屋にいて、仲のいい後輩の1人です。普段はとてもフワフワとした空気を纏っているのですが、いざ走り出すと顔が変わります。強い後輩に刺激を受けて自分も早く追いつけるように頑張ります!明日はよろしく!


今日はこの辺で失礼します。

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