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部員日記

鶴澤元基:ゴリラのIQは高いと90あるらしいです…

こんばんは。佐々木から引き継ぎました、投擲ブロック3年の鶴澤元基です。


 佐々木の事は知れば知るほど感心することが多いです。最初は変なこと言う変態だなとしか思っていませんでしたが、今ではその変なことさえも様々なものから得た知見をもとに発言している変態へとグレードアップしています。毎週日曜日のフィジカルの後、跳躍ピットで助走を理論的に研究、練習をしている様子をよく目にします。間違いなくフィールドブロックを…いや、競走部を盛り上げる火種になってくれます。読書の先輩としていろいろ教えてください。

 先月の関東インカレから1ヶ月が経ちました。我々投擲ブロックは、梅澤と私が出場し2人共ベスト8に残れず点数を持ち帰ることができませんでした。その当時はかなり落ち込み、どうしたら記録を伸ばしていけるのか、ここから先記録が伸びないまま引退を迎えてしまうかもとマイナスな想像を膨らましてしまっていました。しかし、関東インカレが終わってからの1ヶ月間、投擲ブロックの練習に新たな風を感じます。トレーナーブロック2年である岡本漠久が個人個人の弱点や強みを分析し、我々に新たなトレーニングや練習をアドバイスしてくれています。ここ1ヶ月は短距離の走り練習にも混ぜていただき、微々たる成長ではありますが先月とは明らかに動きが変わってきているのを感じます。次の大きな目標に全日本インカレを見据えています。まずは標準切り。とにかくスタートラインに立つため一つ一つ大事に進めていきたいと思います!

 佐々木の紹介にもあったのですが、鶴澤元基は20歳にして読書に目覚めてしまいました。今までの人生で本を読むと言うことを分かりやすく避けてきていました。なんだか語彙力や文章力が低いことを読書をしてこなかったせいにして誤魔化そうという魂胆があったのかも知れません。文字が多くて読みにくい、目が悪くなりそう、逆に頭悪そうとか変な言い訳をしてました。しかし、いざ読んでみると驚きの連続。早く次が読みたいと思い、次のページをめくるたびに昂る気持ちが抑えられません。今まで読書をしてきてないんだよねと謎の発言を繰り返してきていましたが、知らないことを自慢気に語る人間は卒業しようと思います。

 さらに驚きだったのですが、この部活には読書の先輩がかなり多いということです。だから知的な人が多いんですね。現在は、通学中や寝る前に読書に勤しんでいます。「成瀬は天下を取りにいく」という小説が今のお気に入りです。今後お笑いと並行して一つの趣味として楽しみたいと思います。

 長くなってしまったのでちょっとだけ。お笑いのThe secondという大会の優勝予想を前回の部員日記で「ガクテンソク」だろうと書き、見事的中しました。嬉しいです。

 明日は、2年の高須に回しました。誰に回そうかと過去の部員日記の履歴を見ていると3月29日のタイトルが目に入りました。「高須楓翔:最近本を読み始めました。」まさか高須が読書の先輩とは。確かに最近高須は波に乗っています。200mでは20秒台を連発。誰の目から見ても調子が良く、高須の本領を発揮しています。きっと読書をしている事に秘密が隠されているに違いありません。競技でも競技外でも皆を盛り上げる姿は後輩ながらに尊敬を覚えます。是非、おすすめの本を教えてください。

 かなり長い文章になってしまいました。最後までお読みいただきありがとうございます。

それでは失礼します。