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部員日記

石塚陽士:「先生」の器

こんばんは。

筒井より引き継ぎました、長距離ブロック4年の石塚陽士です。

筒井は大変マメな性格です。僕の試合がある度に「お疲れ様」と声をかけてくれ、前回の箱根駅伝後には、「箱根お疲れ様!来年俺石塚の給水したい!!」とまで言ってくれました。人が嬉しいと思う言動をするのが上手いですね。彼はきっといい先生になることでしょう。

そこで、自分は筒井に対して何かしたことがあっただろうかと、ふと考えてみました。何も思い出せませんでした。なんて薄情なのでしょう。これに猛省し、明日からは懺悔の日々を送ることといたしましょう。



昨日は全日本大学駅伝の関東選考会でした。たくさんの応援をしていただきありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。

チームとしては総合3位という結果になり、11月の本戦へ無事繋げることができたことをひとまずホッとしているとともに、二度と予選会には戻ってこない、戻らせないと改めて感じた一日でした。今日からチームとして心機一転、頑張っていく所存です。


個人としては、昨年秋口から続く未曾有の不調から抜け出せそうな気配を感じる一方、今シーズンで一番距離が長い10000mを走ることになるので、いくつかの不安を抱えたまま出場したレースでした。他の選手の状態が比較的良かったので2組目で出場させてもらいましたが、僕の本来の役割とは程遠いことになってしまったことは申し訳なく思っています。レース内容としても、自分の思っているペースと実際のペースに大きな乖離があり、牽制の強いレースとなってしまいました。それでも、昨年冬と状態を比べると心身ともに状態がよくなったと思います。まだまだではありますが、秋には期待される姿を見せられるように頑張ってまいります。


もう一点、今回は教育実習リレーでもあるのでそれについても書こうと思います。

つい一昨日の土曜日まで、母校である早実で教育実習に行っていました。高校2年生のクラスを担当したのですが、見覚えのある顔がチラホラ…。僕の早実卒業年に中1だった陸上部の生徒や、仲の良かった友人の弟がいつの間にか高校2年生になっていて、彼らに生物を教えることになったのです。なんだか感慨深いですね。世界は狭いものだとつくづく感じました。

教育実習に行って大きく感じたことは、自分の行動が自分が思っている以上によく見られているということです。「小手指付近で先生のこと見かけました!」と言ってくれる生徒や、「先生のこと応援してます!」と言ってくれる生徒など、自分が気づかないうちに見られている、気にかけられていることが数多くありました。先生方に関しても、1年間1コマだけ授業でお世話になっていた先生に、「毎年駅伝見てるよ」と声をかけられ、このようなことを肌で感じていくうちに、「(実習も陸上も)もっと頑張らないとな」と思うようになりました。この点は実習を通して競技面でもプラスになったところだと思います。

最終授業では、生徒にフィードバックコメントを書いてもらいました。「分かりやすかった」「駅伝応援してます」など、多くのポジティブコメントを書いてくれました。本当にそう思ってくれているのかは分かりませんが、お世辞でもそのように書いてくれたのは嬉しかったです。申し訳程度に一人一言ずつをコメントを返しましたが、彼らにとっては1対多ではなく1対1の関係であり、あんなに僕のことを見てくれていたのにあんなコメントで良かったのかなぁと今でも考えています。

実習を通して、先生というのは授業、教科の知識だけを教えられるだけでは全くダメだということを痛感しました。今からその器が形成されるかどうかは分かりませんが、少しでも近づけるようには努力し続けたいと強く思いました。



明日は、トレーナーブロック4年の白井琉歌にお願いしました。快く引き受けてくれてありがとう!

上級生になり、なかなか部員日記が回ってこない中、在学中一回は日記を回したいと思っていた人の一人です。

彼女の元にはいつもたくさんの人が集まっています。彼女の物腰柔らかい人柄と笑顔、キレのあるツッコミと面白さなどに惹かれているのでしょう。僕もそんな一人です。僕は彼女と話すと、何故だか毎回「心を浄化させられる」ような感覚になります。心が疲弊することばかりの現代社会の中、オアシスのような存在です。オアシスゆえ、彼女には愛称がいくつもあります。るかみょん、琉歌姐さん、琉歌ゴンザレス(by相川)…。一部謎愛称が含まれていますが、これも全て部員一同の愛の形です。お許しください。そういえば僕も最近、「づかみょん」の愛称を菅野と佐久長聖sに与えられ、「みょん族」の一員となりました。「みょん族」長のるかみょんにも許諾をいただきましたので、「みょん族」の名に恥じぬようこれから頑張りたいと思います。

後半は何を言っているのか分からなくなってきましたが、とにかくみんな、るかみょんのことが大好きということです。それでは明日はよろしく!



最後までお読みいただき、ありがとうございました。最後にはなりますが、引き続き早稲田大学の応援のほど、よろしくお願いいたします。