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部員日記

池田海:1年ぶりのカムバは新コス

岡本から引き継ぎました主将の池田海です。


股関節の怪我により約1年間リハビリをしていたことでトレーナー陣と関わる機会が多くありました。特にバクとは話をすることが多く(殆どバクからのダル絡み)、トレーニングや競技に対する考え方について議論してきました。彼は常に学ぶことを大切にしており、僕がリハビリやトレーニングを行っているとよく質問をしてくれます。またお互いに疑問の出た内容については、後日調べてきたことを報告してくれます。このように学生スタッフも選手と同じように常に自己研鑽しているのが競走部の良さです。彼はその象徴だと思います。たまに視野が狭まり1人で突っ走ることがありますが、その弱みについても改善しようとする姿は素晴らしいと思います。これからも自分の限界に挑戦し続けよう!PLUS ULTRA!!!


バクからの紹介でもあったように、先日行われた日本選手権でようやく復帰することができました。大会当日まで出られるかどうかわからない怖さの中、無事復帰することができたのはこれまで支えてきてくださった方々のおかげです。走り終わった時、真っ先に湧き出た思いは感謝でした。心の底から復帰できたことが嬉しくて、それを一刻も早く支えてきてくれた人たちに伝えたいと思いました。初戦はひどい結果でしたが、目標と今の自分との差を実感することができてよかったです。


去年のカンカレで走れなくなってから、怪我の複雑さからリハビリがうまくいかず何度も回復と悪化を繰り返してきました。その度に自分の未熟さに憤りを感じていました。そんな中、うまくいかない時に励ましてくれた人、焦ってしまう時に止めてくれた人、見守ってくれた人、心配してくれた人、気持ちがブレた時に叱ってくれた人、そして復帰を自分のことのように喜んでくれた人。ここに書き切ることができない程多くの助けがあったからこそ目標に向かって突き進むことができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


しかし、僕はまだ何も成し遂げていません。パリオリンピックがかかった日本選手権に出たことで、これまで目標としてきた世界大会との差、そして日本一を目指すチームとしての差を痛感しました。強い個があってこそチームとしてのまとまりが生じます。主将としてそれを伝えていくと同時にその思いを体現していきます。個人としての目標、主将としての目標どちらも欠けることなく成し遂げられるよう引き続き頑張ります。


明日は同じハードルブロックの大川にお願いしました!急に頼んだけど受けてくれてありがとう!常々ハードルブロックは”やばい”と言われていますが、彼女はその中ではまともな選手だと思っていました。(以前までは)彼女は成績優秀でキャプテンシーがあり、競技でも結果を残しています。完璧ですね( ͡° ͜ʖ ͡°)しかし、最近ふとした時に荒ぶっているところを目撃することがあります。やっぱり例外なくハードルブロックはおかしな人の集まりなのでしょうか。まあ僕はまともなので大丈夫ですね。それはさておき、彼女はシーズン前半に膝の怪我に悩まされていました。現在も気を抜かず対応していますが、徐々に実力を上げています。トレーナーと協力して科学的なリハビリに取り組んできたからこそ復帰直後から結果を残すことができているのだと思います。先日の日本選手権では惜しくも決勝進出を逃していましたが、その悔しさを晴らせるようにブロック一丸となって頑張ろう‼︎