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眞々田洸大:リビルド
こんばんは。
森田からバトンを受け取りました副将の眞々田洸大です。
まずはPBおめでとう!このシーズンに向けて冬季はずっと一緒に高めあってきた私にとっても重要な存在です。私がちょうどシンガポールにいる頃、日本にいる彼から怪我の連絡を受けました。シーズンイン直前での出来事で電話の声も暗く落ち込んでいましたが、冬季は自他共に認める程相当うまく進んでいたこともあり、彼が欠けることでチームとしても痛い状況でした。しかし、彼が強かったのは怪我をしてからの取り組みです。フィジカルも強くなり、POWERMAXと戦い続け、‘’成長して”試合の舞台に先日戻ってきました。彼の眼差しは誰よりも真剣です。練習も全然詰めていない中、3レースで連続でベストが出てるので、ここからどこまでいけるのか楽しみですし、こんなもんではないはず。冬季みたいにバチバチやって強い短長を創り上げていこう!
はじめに、昨日第100回早慶戦が無事に終了しました。伝統と歴史のある記念大会で男女ともに優勝が出来たことは非常に嬉しかったです。たくさんのOBの先輩方や応援してくださる方が天候の悪い中、会場まで足を運んでくださり早慶戦らしい戦いになりました。試合後、1年かけて運営のために頑張ってくれたマネージャーたちが涙している姿を見て「支え」の大きさを感じました。
改めてご声援、ありがとうございました。
個人としては昨日45秒99の自己記録を更新することが出来ました。
この結果に対しては、嬉しさ半分悔しさ半分です。
1週間前の日本選手権、調子が非常に良く迎えた大会ながら予選敗退という不甲斐ない結果となりました。45秒台、決勝進出が出来なかったことよりも練習で出来ていたことが試合で実践できなかった。自分に負けたような結果を悔やみました。
心にポカンと空いた穴をどう埋めるか模索し続けた1週間でしたが、レースで挽回するというだけ、答えはただ一つだけでした。
0.03秒足りず予選敗退した日本選手権、0.01秒削れた早慶戦。
陸上競技の醍醐味である0.01秒に対するこだわりや執念を再認識することが出来た期間となり、悔しさの中でもこの1週間で立て直してようやく戦うためのスタートラインに立つことが出来た嬉しさも感じる感慨深いレースになりました。
コーチの田村さんからよくこの言葉をいただきます。
「早稲田での陸上をどのように完結させるか」
最近、その言葉に対して自分の中で深く考える機会が増えています。
自分だけでなく、監督やコーチ陣、お世話になった先輩方や同期後輩と共に作ってきた早稲田の400mを体現していくために、1レースごとのテーマを明確に定めることが出来ています。
入学して49秒台で走ってしまうこともありましたが、毎年自己記録を着実に更新し続けられています。早稲田でなければ自分自身は成長していなかったな、と思うこともあります。
見据える先に向かって進み続けながら、記録として32年止まっている早稲田記録の更新をし、
「早稲田史上最速の男」
を達成したいと思います。決してゴールではなく目標に対しては通過点としていきたいですが、早稲田での陸上を完結させるための一つの目標です。
明日は、ハードルブロック4年後藤紗衣にお願いしました。
彼女はついに昨日、試合に戻ってきました。大怪我を経て、Wのユニフォームを着てスタートラインに立つ彼女の姿を見て感動し、部員日記を回そうと決意しました。
私が彼女のような怪我をしたらどうなるか、と考えると正直諦めてしまうと思います。リハビリと補強の毎日に耐えられるか、仲間が走る姿を真っすぐ見て応援できるのか、わかりません。しかし、辛い顔見せず、何なら明るい笑顔で場を盛り上げながら取り組んできたのがそう、後藤です。ひたむきに目指す姿に向けて努力し続ける姿に何度も心を打たれました。つい3日前、彼女と後輩の大川がトラックに二人並んで刺激をする姿を後ろから見ました。大川の部員日記(5月9日)の後藤の紹介文を我ながら覚えていたので、それがもうすぐ実現されるんだ、と自分の気持ちが華やぐような思いで見ていました。
昨日は悔しい結果であったと思うけど、ワンステップ進めたことを同期として誇りに思います!ここから限られた時間、悔いなく戦おう!また、後藤さん家でみんなでパーティーやるとき呼んでください!!
今後とも早稲田大学競走部へのご支援ご声援のほど、よろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。