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川端春叶:猛暑の合間の雷雨
増永さんより引き継ぎました,長距離ブロック2年の川端です。増永さんは社交性がとても豊かな方です。学年やブロックを問わず仲良く話されている姿をよく見かけます。大学での友人作りに苦戦中の私には見習わなければならない部分が多すぎます。最近は授業や就活で忙しいはずなのですが,疲れた様子は見せずにスタッフの業務をこなされています。増永さんの声かけにはいつも力を貰っています。この夏もよろしくお願いします!
増永さんの紹介にもあった通り先日の記録会で自己ベストを更新することはできましたが,まだまだチームの戦力になるには程遠い記録です。本来であれば学年が上がったことで少しはチームのことも考えられるようになるべきなのですが,自分の競技力のことで一杯一杯になってしまっています。ただ最近は補強やウェイトトレーニングの効果もあってか,ほとんど故障なく練習を継続できています。チームに貢献するためにも,この勢いのまままずは戦力になれるだけの実力をつけていきたいです。
最近は暑さも極まってきたということで,授業でも「暑熱馴化」という言葉を耳にすることが多くあります。これは単純に体を暑さに慣れさせることで発汗機能の向上を狙うというものなのですが,私はなんとなくある生き物を連想してしまいます。そう,アメフラシです。高校生物を履修した方ならピンとくると思いますが,このアメフラシという生き物は,馴化の説明の際に例としてよく出てきます。アメフラシのえらの近くにある水管という器官に刺激を与えると,えらを引っ込める反応を示します。これは傷つきやすいえらを守るためと考えられています。しかし何度も水管に刺激を与えていると,次第にえらを引っ込める反応が低下し,やがて引っ込めなくなります。この学習が馴化と呼ばれています。アメフラシの反応と暑熱馴化を重ねると,「脱馴化」が気になってくるのです。先ほどの馴化したアメフラシの,尾など水管以外の部位に刺激を与えてから水管に刺激を与えると,再びえらを引っ込める反応を示します。これが脱馴化です。この尾への刺激は,暑熱馴化においては涼しい環境で過ごすことに対応していると思います。一度暑さに慣れた体であっても一定期間暑さから離れていると,馴化の効果はなくなってしまいます。そのため,夏に涼しい期間が続いた後などはいっそう熱中症に注意が必要なのかもしれません。日々の練習においても,時折普段はしない動きをすることで脱馴化をして,トレーニングの効果を弱めないようにしていきたいです。
明日は長距離ブロック2年の髙尾にお願いしました。髙尾とはポイント練習を一緒に行うことが多いのですが,綺麗なフォームと安定した走りにはいつも惚れ惚れしてしまいます。釣りが趣味とのことで,機会があれば一緒に連れて行ってほしいです。本キャンに通って忙しい中でも時間や場所を見つけてジョグやウェイトに励んでおり,私は今後大きく伸びる選手の一人だと確信しています。夏を越えての活躍が非常に楽しみです。明日はよろしくね。
まとまりがなく拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。それでは失礼します。