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佐藤広人:豚を焼いても焼き鳥
こんばんは。佐々木から引き継ぎました、長距離ブロック一年の佐藤広人(さとうひろと)と申します。
佐々木は誠実な人間であると感じます。競技に真摯に向き合う姿はもちろんのこと、寮の当番で行う掃除や仕事においても非常に丁寧で抜かりがないです。私が早慶戦で棒高跳びの補助員をしていたときには、跳躍前の彼の気迫に圧倒されました。また、真面目なだけでなく私がテスト勉強をしていた際にはブラックサンダーと共に「頑張ってね」と言葉をかけてくれるような優しい心も持っています。寮生活の中で彼の人間性を見習っていきたいです。今度なにかお菓子返すね。
初めての部員日記ということで自己紹介をさせていただきます。私は鳥を使わない焼き鳥が有名な北海道室蘭市で生まれました。上京して一番驚いたことは鳥以外は焼き鳥と言わないということかもしれません。室蘭に住んでいた期間はとても短く、生まれたあとすぐに東京に引っ越したそうです。東京に約三年いたあとは北海道苫小牧市に小学二年生まで住み、その後は湿原が有名な北海道釧路市で中学三年生までの七年間生活しました。中学卒業後は早稲田大学本庄高等学院に進学し、寮生活を送っていました。快く埼玉県に送り出してくれた家族にはいくら感謝してもしきれないです。
私が陸上を始めたのは中学生になってからでした。小学生の時にはサッカーをしており、中学でも続けるか悩んでいましたが、サッカー部が強くなかったことや当時ドラマで「陸王」が放送されていたこと、駅伝を題材とした、高橋しんさんの漫画「かなたかける」を読んだことなど様々な要因が重なって陸上部に入ることを選択しました。陸上にハマっていく中で、中学二年生の頃に早稲田大学で箱根駅伝を走りたいという目標ができました。その目標を叶えるために高校から付属校に進学し早稲田四年目となりました。競走部に入ってからは走れない期間が続き、思っていたような大学陸上のスタートを切ることはできませんでした。二月末に三角骨という過剰骨を摘出する手術を行い、五月まで復帰することができませんでした。その後も捻挫をしてしまい大学初レースは七月となってしまいました。出遅れてしまった分これから少しでも多くの努力をしてチームの戦力になれるよう四年間頑張っていきます。
明日は長距離ブロックの鈴木翔瑛に引き継ぎます。鈴木は群馬県出身ということで、駅に群馬土産が売っている本庄に高校時代住んでいた身としては少し身近に感じます。練習熱心で向上心も高く、ジョグの際には多くの先輩と話している姿が見られます。勉強もよくできるようなので共に文武両道を目指していきたいです。明日はよろしくお願いします。
拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
八月に入り夏もピークを迎えようとしています。どうかお体に気をつけてお過ごしください。
それでは失礼いたします。