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辻陽介:部員日記ガチ勢
こんばんは。はじめまして。地案から引き継ぎました、長距離ブロック1年の辻陽介(つじようすけ)と申します。
地案の紹介文にもありましたが、彼とは、同じ愛知県出身、公立高校出身、そして同じ所沢紺碧寮に住んでいるということで、いつも仲良くしてもらっています。彼は中距離ランナーですが、高校2年の県駅伝1区10㎞では私に圧勝しています。短い距離から長い距離までこなせる高いポテンシャルの持ち主です。今シーズン前半はなかなか結果が出ていませんが、夏を超えて一回り大きくなることでしょう。また、彼はたこ焼きへの愛が強く、紺碧1年チームでタコパをするために実費でたこ焼き器を購入しました。おかげで既に2回タコパをしました。地案は職人のような手捌きを見せてくれます。将来は築地で腕を振るっているかもしれません。またタコパしようね。サウナ耐久レースもしようね。
(私がちょっと変わった人間だという主張には断固否定したいと思います)
受験シーズンにゲン担ぎで毎日読んでいた部員日記を本日私が担当していますが、いまだに実感が湧きません。そそられる文章を綴る先輩方に少しでも近づきたいと思い、日常生活から言語化能力を高めている次第です。
少しだけ私の地元について紹介させていただきます。愛知県の岡崎市出身で、小・中・高と岡崎一筋でした。抽象的な表現になりますが、岡崎市は「ちょうどいい」ところです。都会と田舎がまざりあっている感じです。ユーチューバー「東海オンエア」のメンバーの出身地であることが有名で、私が河川敷で走っている際に動画撮影をしていることが多々ありました。街は東海オンエア好きの若者で溢れています。また、徳川家康の生誕地であり、昨年の大河ドラマ「どうする家康」の舞台となり注目を集めました。街は歴史好きのマニアでも溢れています。
長距離ブロックは昨日まで解散期間だったため、岡崎に帰省していました。
私は母親を尊敬しています。母親のことが大好きです。マザコンと言われてもかまいません。逆に誇らしい気持ちになります。昨日までも多くの時間を共に過ごしました。もう既に恋しいです。(母親愛を書き出すとスクロールしてもしきれないので、ここで割愛させていただきます)
私が陸上(厳密にはランニング)を始めたのは母がきっかけでした。小学生の時、朝5時台からランニングを課され、いやいやついていかされました。これが原点です。高学年で短期間だけつくられた陸上部に勧誘され、別に楽しいわけではなかったのですが、ほかの競技よりは夢中になれた気がしました。中学生になって以降、月並みですが、走れば走るほど記録が伸びていく長距離に惹きつけられ、気づいたら大学駅伝を目指していました。
「明日死んでもいいように今日を精一杯生きなさい」
これは母がよく口にする言葉です。
母は日常的にランニングをします。近くの川が氾濫しそうな豪雨の日や、一歩踏み出せば滑ってしまいそうな雪の日、歩くのもつらいほど足が痛い日も、必ずと言っていいほど走ります。また、「いつも元気」という言葉が気持ちいいほど似合います。
そんな母を見ていると、きょう一日にすべてをかけているんだなと感じます。
高校2年の秋、勉強漬けの毎日を過ごす中で、ぎりぎり早稲田大学競走部本入部への道に滑り込めるタイムを出した私は、そのまま順調に進んでいくと思っていました。しかし、高校3年から伸び悩み、また、最近はケガ、コロナ、ケガとうまくいかないことが多く、普段はスーパーポジティブな私でも気持ちが折れかけていました。
そんな中、この帰省期間を母とともに過ごし、自分がやり切ったといえる一日を積み重ねていこうという覚悟ができました。どんなに苦しんでも乗り越えていけるだけの遺伝子を私はもっています。小学生の時から女手一つで育ててくれた母親への恩返しは、これからの人生できょう一日、この瞬間を精一杯生き、日々続けることで達成されるはずです。それに結果を伴わせるのがこの上ない最高のシナリオです。
母の言葉を胸に刻み、一歩一歩、着実に足を進めていきます。
4年間、精進します。
明日は短距離ブロック1年の鶴巻陽太へと続きます。
彼とは合気道の授業で一緒になり、ブロックや寮が違うにも関わらず仲良くなりました。会うたびに変顔をかましてくる鶴巻のパリピ感は否めませんが、技をかけてくるときには、100mを10秒36で走るオーラがひしひしと伝わってきました。走っている姿を見るとより痛感します。前半戦は苦しんでいたようですが、すさまじい走りで周りを圧倒する鶴巻を間近で見たいです。明日はよろしく!
長く拙く私事の多い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
暑い日が続いています。体調にはお気をつけてお過ごしください。
それでは失礼します。