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西徹朗:所沢は何でこんなに暑いんだろう
こんばんは。上島より引き継ぎました、
ハードルブロック3年の西徹朗です。
菅平合宿の中盤あたりだったと思います。夕食を終えて下膳のために席を立ったところ、上島と周囲の数人に呼び止められました。振り返ると上島は澄んだ、それも何か作為のりそうな瞳で私を凝視しながら言いました。「何考えているか当ててください」と。一体全体何のことだろうと色々と考えましたが全く考えが思い浮かばず、隣にいた盛岡のヒントを借りてようやく部員日記のお誘いだということが分かりました。以前にも似た形式で惨敗しました。上島は昨日に部員日記でランクアップした意思疎通ができたと語ってくれましたが、私の方はまだまだランクアップは出来ていなかったようです。もっと上島理解力を上げていかなければいけないなと思いました。
ご存知の方も多いですが、上島はマルチスプリンターです。100mから400m、リレーでは4継にマイルと、あらゆる種目で爆走しています。今回の菅平合宿でも4継のバトン合わせの直後に400のレペに同行しており、そのマルチぶりが伺える内容でした(なぜか250で止まってたけど)。そんな上島の走りは201m以上お断りの私からは輝いて見えます。今回の全日本インカレでも4継、マイルにエントリーしています。全日本インカレの舞台で臙脂を背負って爆走してくれることを期待しています!
先ほどの上島の紹介でもあった通り、昨日まで、菅平合宿を行っていました。今夏にグラウンドの改修があり、練習場所を確保するため、異例の一夏に2度目の菅平です。早稲田大学菅平セミナーハウスの皆さん、合宿期間中の手厚いサポートありがとうございました!
今回の合宿では普段からの練習環境の変化を強く感じました。というのも、今回の菅平合宿は全日本インカレに向けた強化合宿という位置付けであり、7月の菅平合宿と異なり、ほとんどの練習をサニアパークという菅平にある競技場で行いました。普段我々は大学内の競技場で練習を行っており、一般開放された競技場で継続して練習を行う機会はほとんどありません。菅平には陸上も多くの団体が集まっており、サニアパークはほぼ毎日混雑していました。一般の競技場には「人の目」というものが存在します。普段の大学内での練習では意識し得ないものです。人の目がある場所では否が応でも自分が早稲田大学の所属であることを意識させられます。早稲田の所属として、公共施設での振る舞い、競技場のマナー、練習への態度など、こういった人として基本的なことを見直す機会となりました。自分は外の競技場に行って人の目を意識して漸く実感することになりましたが、普段の練習からこういったことを意識している人こそが早稲田を背負う早稲田人として相応しいのだろうと思いました。
全日本インカレまでは残り2週間です。たった2週間では走りに関して何かを大きく変えることは出来ません。自分と今まで行ってきた練習を信じて、全日本インカレで最高のパフォーマンスを発揮し、1点でも多くの対校得点を早稲田に持って帰れるように残りの期間を過ごしていきます。
明日は中距離ブロック2年の岩下にお願いしました。快く引き受けてくれてありがとう!ブロックや寮の部屋こそ違いますが、今回の合宿では今まで以上にコミュニケーションが取れたと思っています。この前話していた時に知りましたが、岩下は車好きだそうです。実際に合宿中にもF1を見ていました。少しだけ一緒に見ましたが、ただカートが走るだけではなく、車体の故障や事故、ピット作業など、意外と見所が多く面白かったです。1度F1などのモータースポーツを見に行ってみたいなと思いました。
岩下は昨年は800mがメイン種目でしたが、今年から1500mにも積極的に取り組み、関東インカレで入賞したり、試合ごとに自己ベストを更新し続けるなど絶好調です。日本インカレでは800mと1500mの両方でエントリーしています。タイトな日程になるでしょうが、両種目での決勝進出に期待したいと思います。また、どうやら大学駅伝の戦力解説の中に岩下の名前が入っていたという噂も聞きました。もしかしたらいずれ岩下が隠し球として三大駅伝に殴り込みをかける日が来るのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、失礼します。