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眞々田洸大:早稲田人たる覚悟
こんにちは。
大竹からバトンを受け取りました副将 眞々田洸大です。
下級生の頃はどこか一匹狼的なところがある、ちょっと怖いなっていうのが大竹さんへの印象でした。それは自分のぶれない軸が明確に見えたからでしょうか。しかし上級生に上がるにつれてそんな印象はいい意味でなくなっていきました。素直に正直な意見を伝えてくれ、それはチームを引っ張っていく上での貴重な意見になっていました。大竹さんの陸上の話をする時の目もそうですが、最近は溺愛する飼い猫の話をする時の目はマジで好きになりました。(家帰ったらまず猫に顔埋めるそうですカワイイ)
確実なレベルアップはしている中で、向かい風や追参と尽く条件にやられ、顔をうずめてしまうことが多いですが、この4年間の集大成としてのインカレで出走でチームの起爆剤となる姿、そして引退レースで大竹さんの満面の笑みのガッツポーズが溢れる姿を見たいなというのが僕の思いです。
最後にやってやろう!回してくれてありがとう!
さて、明日から日本インカレが開幕です。
こんなタイミングで日記を書かせていただけること、大変光栄です。
昨年の今頃、私は初めて個人で全国のタイトルを獲得することが出来ました。
最後の直線、応援団の姿、会場の空気。
今でも鮮明に思い出せる、私の人生のひとつの転機となった大切な1日です。
しかし、インカレの残酷さも知らされた1日もありました。
「何が起こるか最後までわからない。」
一瞬の気の緩みも油断も、簡単に敵になり得ることを知らされました。
言葉に形容し難いですが、私にとってのこの4日間は何と言っても独特という言葉がしっくりきます。
しかしこの4日間が私は大好きです。
この大舞台に向けて全員で汗を流し、
1年かけて創り上げてきた集大成となるからです。
仲間の努力や姿勢、そこから見える成長の軌跡は
同じ組織で仲間同士であるからこそ
認め合うことができ、想いを共有することができます。
主将が数日前集合で話した
「俺の想いや神経は、全て皆に繋がっているはず」
という言葉にビビッときました。
改めて、ひとりで戦っているわけではなく、
誇らしい早稲田の仲間たち、信頼する監督コーチ、最善を尽くしてくれるスタッフ、全員で戦うインカレであることを再認識させてくれました。
優勝や入賞、自己記録や得点のように数字での評価が絶対的な競技ではありますが、
ここに至るまでの過程は財産となるとともに、仲間の想いも噛み締めることが出来る、数字にはかえられない特別さや価値があります。
これまでの自分の歩んできた道全てに自信を持って、
二連覇に挑戦できるのは自分だけ
そして頼もしい後輩達と学生記録を目指すマイル
繋げる総合優勝
叶えにいきます。
臙脂を纏い戦える最後の対校戦で
今の自分の100%が出し切れるよう、戦います。
明日は短長の後輩、1年安心院にバトンを渡します。
私がこれまで回した部員日記史上、最高に快く受け取ってくれました。ありがとう。
彼の今の強さはリミッターを外せることだと思います。入学早々から怪我を繰り返していましたがようやく練習を継続して積めてきているところです。苦しい練習で離脱しそうなところも絶対に本数をやり切る(#あじパン)強い根性の持ち主です。また、私の中で(何故か)自分が苦しかった1年生の頃と今の彼を重ねて見てしまいます。高校時のPBがほぼ変わらないっていうのもあるので、期待したい想いが溢れますし、一緒に強くなりたい・させたいと思わせてくれる、そんな可能性を秘めているからでしょうか。
真面目でひたむきな彼に来年以降、対校戦で活躍して欲しいという思いも込めて、部員日記を回し想いを綴って欲しいなと思いました。
お互い落ち着いたら食テロ。しましょ…違う、させます^_^ 明日はよろしくね。
4日間、早稲田大学へのご声援をよろしくお願いします。
是非、神奈川県・等々力競技場にお越しください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。