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後藤紗衣:最後の全日本インカレ
こんばんは。
平田から引き継ぎました、ハードルブロック4年の後藤紗衣です。
あいくんに対しては真面目で比較的大人しい印象を持っていました。しかし聞いた数々の話によって大人しいという印象は変わりつつあります。ギャップはあってなんぼだと思うのいいと思います!笑 まだあいくんの本当の姿を見れていないので引退までに目撃したいです。真面目だという印象は変わらず、競技に真摯に取り組む姿勢は最近更に強くなっているように感じます。今年は自己ベストも更新していて今後が楽しみな後輩の一人です。そんな中、全日本インカレ出場にはあと一歩届かずとても悔しいと思いますが、あと2回残っている全日本インカレで存分に無念を晴らしてくれると思います。来年・再来年楽しみにしています!
全日本インカレはあっという間に3日目を迎えました。前半の素晴らしい流れをそのままに同期や後輩が大活躍しており非常に素晴らしい流れが続いています。ここぞという時に決められる早稲田の強さが感じられる場面が多くあり、応援席も大興奮の連続です。特に、男子4×100mリレーで14年ぶりの日本学生記録更新での堂々たる優勝には胸を打たれました。
自分にとって最後の対抗戦となる今大会も出場とならず声援を送っています。
私は中学高校の全国大会は全て予選落ちをしており、大学こそ全国大会で入賞することを目標に入部しました。結果、最後の対抗戦である今大会も出場することすら叶わず、この目標を達成することはできませんでした。入学前に想像していた4年間とは全く異なった結果となりましたが、早稲田大学競走部に入部して全く後悔はありませんし入部することを決めた時の自分、入部することを認めてくださりここまで競技を続けるために尽力してくださった監督・コーチ陣そして同期・先輩・後輩に感謝してもしきれません。
大学での陸上競技で得たものは記録からは全く想像できないほど大きいです。陸上競技はチーム競技だということは入部前からも聞いたことはありましたが、この4年間でやっと本当に理解できたように思います。
一つ、下級生だった頃の自分を振り返って思うことを書かせていただきます。
入学後から理想の走りとは程遠い状態が長く続いていました。その時の私は、自分の現状を無視して過去の自分とばかり比べ、その走りを再現しようとしていました。それでは本当の意味で成長はできませんし怪我も繰り返してしまいます。今の自分に何が必要なのかを考え、自分よりも経験値や知恵を持った人が多くいる環境を最大限活用することが重要だと思います。私はこれに気づき、実行することが遅かったことが目標を達成できなかったことの一つの大きな原因だと思います。
4年間で学んだことは多くあるとは言えど、やはり選手として競走部に在籍するからには対抗戦に出ることがスタートラインであり結果を残すことに勝るものはありません。1.2.3年生が1人でも多く臙脂を身に纏い走ることを切に願っています。
私が今一番感じていることは、110代目の一員として競技ができて本当に良かったということです。出場選手に負けないくらい強い気持ちで応援組も一丸となり、最後まで戦い抜きたいと思います。最終日も応援よろしくお願いいたします。
明日は跳躍ブロック2年の佐々木悠人にお願いしました。
私はよく佐々木のユーモア溢れるトークで元気付けられています。それは私だけではないようで、いつも誰かを笑わせているように思います。
また、佐々木は今大会でアナウンサーを務めており以前聞いた時よりも格段に上手くなっていると感じます。私もアナウンサーを務めていた身として、「アナウンス上手くなったね」と言われるのは選手としては複雑な気持ちになるのは分かります。笑 しかし、2週間前には自己ベストを更新し、着実に成長している様子が伺えるので来年からはアナウンスをされる側で活躍する佐々木を見たいです!いや、見せてくれると思います!ハードルブロックとしても期待しています!笑
残暑が厳しい日が続いていますが、体調を崩されませんようご自愛ください。
重ねてになりますが、全日本インカレ最終日も応援よろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。