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鷺麻耶子:臙脂を誇れ
こんばんは。
大川から引き継ぎました、短距離ブロック4年の鷺麻耶子です。
今大会の大川の仕上がりは部内でも群を抜いていました。練習以外にも有酸素運動を行ってバキバキに身体を絞り、直前のTTでも軽々と練習ベストを更新した彼女は無敵にも見えました。その本気の姿をずっと近くで見てきたからこそ、400mH決勝後に陣地で泣かないように我慢する背中を目にした時は私が先に泣きそうでした。心配して声を掛けると、「これ以上できないほど自分を限界まで追い込むことができた、ここまでできると知れてよかった」と笑顔で答えるのを聞いて、改めて心から尊敬すると同時にこれからもずっと応援したいと強く思いました。すみかはもっといける!!
早稲田大学競走部は、これから女子も男子に台頭するようにさらに力を増していきます。その変化期の最上級生として、より良いチームを作り上げてくれるのを楽しみにしています。
先日行われました日本インカレにおいて、早稲田大学競走部に多大なるご支援・ご声援を頂き誠にありがとうございました。
110代目競走部全体として臨む、最後の対抗戦が終わりました。この1年間、男女共に掲げて目指してきた総合目標には届きませんでした。本当にそれを達成出来るチームだと確信出来ていたからこそ悔しさが募ります。
女子主将として私は勝つべきでした。中途半端な順位で、他の活躍してくれた選手にも申し訳ない気持ちです。ラスト70m踏ん張れていれば掴めた優勝も、あと0.02秒だった表彰台も、「早稲田人たる覚悟」が足りていなかったから負けてしまったのかもしれません。
悔しい気持ちは尽きませんが、後悔はありません。それは全カレに挑戦するこれまでの過程を、私を尊重し支えてくださる力を借りて向き合うことができたお陰です。
食事や睡眠、体調を誰よりも気遣ってくれた両親。
100mを棄権して200mで勝負したいという私の我儘を受け入れてくださったコーチ陣。
直前まで些細な怪我をしてお世話になったトレーナーの皆さん。
出場できない悔しさ押し殺して精一杯応援してくれたメンバー。
朝早くから夜まで選手のために動き回ってくれたマネージャーの皆さん。
4年生としての覚悟を見せるべく全てを賭けて奮闘してくれた同期。
頼りない私を信じて着いてきてくれた後輩たち。
挙げればキリがないほど多くの方々に支えられていた、幸せな時間でした。
そして、池田主将・伊藤駅伝主将・眞々田副将が最前線でみんなを率いて、それぞれの大きな背中を見せて戦い抜いてくれたことに心から感謝しています。
準決勝で敗れてボロボロ泣いていたこれまでの3年間も、今年のためにあったと思えば少し救われます。ほんの一瞬ですが決勝で先頭を走る景色を見ることができて、とても楽しかったです。
競技人生の終点までは、あと3試合あります。
今回の日本インカレで4×100mRは、最低限の目標であった早稲田記録の更新しか達成できませんでした。この1年各メンバーが紆余曲折を経てパズルのピースが嵌り、なんとか入賞できたことにホッとする一方で、やっぱりこのままでは満足できません。二週間後に行われる日本選手権リレーは、頂点を目指すことが出来る最後のチャンスです。ここまで支えてきてくれた心強い仲間と共に、ライオンメダルをと全力で獲りにいきます。
短距離はあと1ヶ月で概ねシーズンアウトですが、入れ替わりで長距離の駅伝シーズンが始まっていきます。このインカレでより強くなった全体の繋がりを大切に、チーム一丸となって最後まで共に戦ってまいります。
引き続き早稲田大学競走部の応援を何卒よろしくお願いいたします。
明日の部員日記は、長距離ブロック4年の草野に頼みました。
ここ最近の部員日記は短距離メインで回っていたので、そろそろ皆様も長距離のこの夏の仕上がりが気になっている頃ではないでしょうか。私もそのうちの1人だったので「夏合宿はどうだった?」と草野に聞いてみたところ、「今年のチームは強いよ」と嬉しそうに言ってくれたので今からワクワクしています。長距離ブロックにとってこの時期は駅伝シーズン直前の大事なタイミングであるため、全カレに出場することは容易でないと思います。しかし、今回は5人の強力な選手が熱い戦いを繰り広げてチームに勢いをつけてくれました。草野が魅せてくれた積極的なレースで集団を引っ張る姿、とてもかっこよかったです。いよいよ始まる最後の駅伝シーズン、テレビや現地で応援できることを楽しみにしてるよ!
快く引き受けてくれてありがとう、明日はよろしくね
長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
日本インカレと同時に夏が終わったかのように一気に秋めいてまいりました。
かわいい秋服を着てお出掛けしたい気分です。
朝晩は肌寒くなりますので、お身体ご自愛ください。
それでは、おやすみなさい。