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部員日記

小林樹季:ありがとうt&f ただいま駅伝

こんばんは。大竹から引き継ぎました、主務の小林樹季です。

写真が多くて悩みましたが、サムネは1番思い入れの強かった2人で。


大竹はよく言っていました。「俺は陸上の才能がない」と。僕から見たら決してそんなことはありません。それでも彼は努力の人です。

実績だけで語るのであれば、高校時代は都大会止まりの選手が、大学では日本一/学生記録保持者の一員に。本でも書けそうですね。

しかし、輝かしい4年間ではなかったことを僕らは知っています。もがき、苦しみ続けて最後の最後に掴み取ったこの結果。

大竹が先人から受け継ぎ、残したものは何年後かの「日本インカレ総合優勝」のピースとなることを僕は確信しています。


そんな大竹との付き合い。人生の3分の1と言われると壮大ですね。※僕らはまだまだ21歳です

彼がいなければ僕は競走部にいませんでした。

陸上の楽しさも残酷さも、全てを僕に教えてくれました。

最後に大活躍を見せてくれて、僕は幸せです。7年間ありがとう。


さて、いよいよ僕も主務としての務めが終了します。たった4年間の活動のうち、3年間も幹部を任せていただいたことを、改めて光栄に思います。


ーきつかった。やっと終わった。ー


正直、こんな気持ちが漏れてきます。


今までそこそこやるだけの部活動しか経験してこなかった人間が、、、

1年目から学年/チームを引っ張る立場であるべきとプレッシャーをかけ続け

同期を傷つけ、先輩を傷つけ、自分も傷つけ

食事も睡眠もまともに取らずに連戦帯同して

それでも人前では弱みを見せたくないから平静装って

心身ともに無理したなと改めて思う。


でも、どんなにきつくても部から離れたいとは思えなかった。最高の仲間と110年間磨かれ続けている「臙脂のW」が大好きだったから。

1人じゃ絶対に頑張れなかった。


ここ数日の4年生の部員日記。それぞれの4年間の想いが溢れていますね。

同期の短距離は昨日で引退でした。

みんなお疲れ様。僕は残り2ヶ月半。寂しいよ。お前らのいないグラウンドなんて想像できない。

それでも寮に戻ると食堂からニンニクの匂い。そこでは恒例、石塚主催の餃子パーティーが長距離数名で開催されていました。こいつらの顔を見て、あぁ、頑張れる。と思いました。


本日行われた出雲駅伝では総合6位。目標には届かず、苦しい結果となりました。

また6位。結局今年もいつも通りか。

そう思う方はどうぞご自由に。

今年のチームには例年とは違うエネルギーの強さを感じます。全日本、箱根では臙脂の輝きを目にすることができるでしょう。

僕も残るからには、全力でそのサポートをしていきます。

応援してくださる皆様も、引き続き早稲田大学競走部へのご声援よろしくお願いいたします。


明日は副将の眞々田にお願いしました。

まずはありがとうと伝えたい。

全人類の心を打った日本インカレ、日本選手権リレーでの眞々田の走り。特に今後、臙脂を身に纏う人たちには必ずみてほしい。臙脂の重みを体現してくれる走りでした。

1年間、競技面でも人間面でも、この110代目を最前線で牽引し続けてくれました。副将という新たな役職でしたが、その基準は最高地点に設定されたでしょう。眞々田が副将として主将を支えていたからこそ、110代目は最高のチームになったと思います。


国スポでお疲れのところ引き受けてくれてありがとう!大学陸上お疲れ様!

これからも応援し続けます。

眞々田ママからいただいた写真


珍しく感情的な部員日記になってしまいました。引退はまだですが、ここで一区切り。ご愛嬌ということでお許しください。


最後まで読んでくださりありがとうございました。