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白石幸誠:111代目もよろしくお願いします!
井上から引き継ぎました。白石幸誠です。
この度、早稲田大学競走部の主務を務めさせていただくことになりました。
僕が初めて「井上直紀」に惚れたのは高校3年生の福井インターハイです。短距離のことは全然知らなかった僕も、なんとなくスタンドで100m決勝を見ていました。スタンドに座っていた多くの人の目が、高校生ながら2年連続日本選手権ファイナルに残っていた栁田選手に向く中、僕はスタートで飛び出した井上を目で追っていました。バネのような走り、ゴール後の悔しそうな、だけど大人な振る舞い、なんかカッコいいと思いました。大学に入って、みんなが帰っても一人黙々とグラウンドで練習したり、誰もいないゼミ室でケアをしたり、背中で引っ張る井上の姿を見ていると、努力ってすごいなあと思い、自分ももっと頑張らないといけないと思わされます。
最近は、ジャイアンツの話に加えてチームの話をすることが多くなりました。ジャイアンツが今年リーグ優勝したように、早稲田大学競走部も強く勝つチームでいられるように、一緒に頑張ろうね。
一昨日の幹部交代式は、前主将の海さんの話も印象的でした。
海さんとは同じ愛媛県出身で、中学高校時代も競技場で会う度に声をかけてくださっていた憧れの人でした。僕がお調子者だった中学1年生、ジュニアオリンピックの帰りの愛媛県選手団の飛行機。3列席が窓側から海さん、日野さん、僕でした。今でも覚えています、あのとき機内で海さんと日野さんは学校の英語の宿題をしていて、僕もつられるようにノートを開きました。結局僕は、ノートに何も書くことなく眠ってしまいましたが...
怪我で苦しんでいても常にチームのことを思い、そして愛して、今できることにコツコツと取り組む姿、対校戦で自分の種目が終わっても誰よりも声を枯らして応援席の先頭にいる姿...リーダーとはこういうものだと示してくださった海さんの姿を、僕の心のノートにしっかり刻んでおきたいです。
改めて、110代目の4年生の皆さん、お疲れ様でした、そしてありがとうございました。
(長距離はここからが本番、、、頑張りましょう!)
明日は、(箱根駅伝後から)駅伝主将の山口智規です。
僕が詳しく説明する必要もないでしょう、早稲田の絶対的エース。長距離3年で駅伝主将を誰にするか話し合ったときも満場一致でした。競技に取り組む姿勢は言うまでもなく、みんなのお手本です。大谷翔平選手がよく寝ると有名ですが、智規もよく寝ます。当たり前ですが寝るの早いです。
ぬいぐるみと一緒に、意外とかわいい寝方をするので、なんでも許してしまいます。
たくさん寝て、全日本大学駅伝、箱根駅伝はきっと爆走してくれることでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
2人の主将とともに責任を持って仕事に取り組んで参ります。
111代目も何卒よろしくお願いいたします。
#One早稲田