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部員日記

大川寿美香 : 努力を愉しむ心

↑大好きな4年生の先輩方に囲まれて撮った写真です。


こんばんは。

山口から引き継ぎました。大川寿美香です。


山口は大学1年次から活躍を続け、今では早稲田の絶対的エースとして知られています。持ち前の明るい性格で部を盛り上げながらも、練習では誰よりも熱心に取り組み、エースとしてチームを牽引する姿が印象的です。何よりも家族への愛が素晴らしい!家族を大切にできる人だからこそ、駅伝主将として部員一人ひとりに目を配り、強いチームを作り上げてくれることでしょう。短距離のシーズンは終わりに近づいていますが、駅伝はこれからが本番です。期待がかかるレースになるとは思いますが、山口らしい力強い走りで観客を魅了してください!心から応援しています。そして、1年間共に頑張ろう!



先日の幹部交代式を経て、正式に第111代女子主将として活動させていただくことになりました。大役を務める事の責任を強く感じていますが、どんなチームを作り上げられるのか、期待で胸が高まっています。近年は女子部員が増え、チーム全体がこれまで以上に活気に満ちています。各選手が多様な個性と力を持っているので、その力が一つになれば、女子チームはさらに大きく成長できると確信しています。「強い早稲田」を体現するため、部員一人ひとりが持つ底力を最大限に発揮し、応援してくださる皆様に良い結果をご報告できるよう努めてまいります。一年間、どうぞよろしくお願いいたします。



井上の部員日記にもありましたが、111代目のスローガン「One早稲田」には、短距離・長距離、男女問わず、早稲田競走部が一丸となり、総合優勝や自己ベストの更新を目指すという強い意志が込められています。そしてこの111代目という節目の年に、私たちはトップを取るという決意を新たにしています。新4年生は「111代目で総合優勝を達成したい」という思いを元に、何度も議論を重ね、体制などを整えてきました。競走部には、世界を目指す者、全国を目指す者、インカレ標準記録突破を目指して努力する者など、それぞれ異なる目標を持つ選手がいます。しかし、目指す方向は同じです。特に新4年生は常に背中で後輩たちに見本を示し続ける存在であるべきだと感じています。後輩たちに目標達成を強制するのではなく、皆が心の底から「部に貢献したい」と思えるようなチームを作りたいです。私たち新4年生に残された大学陸上生活はあと1年。この1年、世界を目指す者も、インカレ標準記録突破を目指す者も、共に汗を流し、本気で取り組んでいきたいと思っています。覚悟を持って競走部に入り、努力を続ける者を決して見捨てず、共に成長していきます。特に、今狭間にいる選手たちをいかに本気にさせ、「この部に入ってよかった」と思ってもらえるかは、私たち新4年生の行動にかかっています。私たちなら、それをきっと実現できると信じています。


また、私は女子主将として競技力だけでなく人間力も高められるチーム作りを目指しています。陸上競技は個人の戦いであり、自分自身との挑戦でもあります。しかし、感謝の気持ちを忘れると、慢心が生まれ、良い結果は望めません。私たちをいつも支えてくださる支援者への恩を返す一番の方法は、結果を残すことです。部員一人ひとりが支援者に最高の恩返しができるよう、私が責任をもってチームを牽引していきます。そして、私個人としては、もちろん優勝を目指しています。これまでの陸上人生でまだ達成できていない「全国制覇」。そのまだ見ぬ景色を見てから、私は引退します。




明日は副将の盛岡です。盛岡は、110mハードルと400mハードルの両種目で全国トップクラスの成績を収め、常に高いレベルで戦い続けています。二刀流は決して簡単なことではありませんが、今シーズンは両種目とも自己ベストを更新してきました。途中、怪我に苦しんだ時期もありましたが、それにも屈せず、できる限りの努力を最大限に行っていたのが印象的です。その姿を見て、私も負けじと努力することができました。同じハードルブロックの仲間として、そして幹部として、助け合いながら『強い早稲田』を体現していこうね。1年間よろしく!



拙い文章ではありますが、最後までお読みいただきありがとうございました。秋冷の折、くれぐれもご自愛ください。それでは失礼いたします。