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部員日記

水野琉之介:兆し

こんにちは。梅澤さんから引き継ぎました。短距離ブロック1年の水野琉之介と申します。


梅澤さんは大きくガタイの良い体に反してとても優しい先輩です。僕を含めた後輩らがどんな言葉をかけても大きな器で受けとめてくれます。またトレ室で梅澤さんを見かけると、これでもかとプレートをふんだんに盛り付けてトレーニングに励んでいます。同じ人間とは思えません。とても尊敬しています。でも腰は労ってあげてくださいね。梅澤さんのお話にあった通り、私たちはKing Gnuが大好きです。毎試合アップ中に聴いて気持ちを高めています。つい先日新曲がリリースされたので、一緒に語り合いましょうね!

 

灼熱の夏が過ぎ、今シーズンも残すところ1試合となりました。つい先日入学した気分で、時の流れの早さに驚きを隠せません。今季は関東新人にて100mでは3年ぶり、200mでは2年ぶりに自己ベストを更新することができました。ここまで本当に長かった。ここですらたどり着くのに時間がかかった。もちろんチームには1ミリも貢献できていません。しかし私は確実に「千里の道の一歩」を踏み出しました。日本一までの道のりはまだまだ長いですが、その兆しを今季は見ることができました。来シーズンは臙脂を背負って戦えるよう、冬季の厳しい鍛錬期を乗り越えていきます。 



変わって私の趣味の話になりますが、昨日国立西洋美術館のモネ展を鑑賞しに行きました。モネといえば「睡蓮」をテーマとした作品が幾多もありますが、妻や子の死が影響しているという事実にとても驚きました。それを知った上で作品を見てみると、いつもと違う風景や感情が浮かんできました。(音声ガイドを初めて使いましたが、絶対利用したほうがいいです。) 

スポーツは一瞬の動きにフォーカスをすることが多いですが、絵画の中には壮大な時間が流れています。画家が描いている時間、絵の具が乾く時間、現代までの絵画が引き継がれる時間と、一つの作品に悠久の時の流れを感じることができます。普段短い瞬間を大切に競技に取り組む私に、ゆっくりと時間の流れる絵画は心にゆとりを与えてくれます。そのため昨日は穏やかなひと時を過ごすことができました。モネの展示会は2月まで開かれているので、ぜひ脚を運んでみてください。 


明日は短距離ブロック2年の由井響さんにお願いしました。私にとって由井さんは頼りになる優しいお兄さん的存在です。入寮当初からつきっきりで私の面倒を見てくださり、部活動のことから学業のことまで沢山アドバイスをしてくれます。加えて足も速く、成績優秀と非の打ち所がありません。一方ここ数ヶ月は怪我に悩んでいるようで、最近は

 私「脚大丈夫ですか?」

 由井さん「やばいっす」

の会話が恒例になっている気がします。どうか脚を大事にしてあげてください。 そんな由井さんですが昨日20歳のお誕生日を迎えられました。おめでとうございます! 素敵な1年にしてください! 


最後までご覧いただきありがとうございました。それでは失礼いたします。