こんばんは。竣平から引き継ぎました、長距離ブロック4年の伊福陽太です。

　竣平の紹介からもありましたように、夏以降彼と一緒にいる機会が非常に多いように思います。練習ではジョグやダウンを一緒にし、寮では部屋が向かい合っているためよく入ってきます。それだけでなく、オフである月曜日には東伏見キャンパスにてハンドボールの授業を一緒に受講し、有意義なアクティブレストを過ごしております。元気な時はキャッキャとはしゃぎ、疲れると急にスイッチが切れて黙り込む子供のような竣平ですが、その走りは一年生とは思えないほど、とても頼もしいと感じます。全日本が終わり、一緒に迎えられる駅伝は箱根のみとなりましたので、また竣平と笑顔で襷が繋げたらいいなと思います。

※走りは素晴らしい竣平ですがハンドボールには苦戦しています。本人は人見知りと言っていますが、僕の友人たちにいつも可愛がられながら、楽しそうにやっています。竣平よ、１ゴールは決めようね。また、上の写真は竣平が入学する前の延岡合宿での1枚です。この時から僕の部屋に居座るようになっていました。

　さて、部員日記を書くのがかなり久しぶりで、おそらく半年以上経っているかと思います。今シーズンも色々ありましたが、全体的に苦労した期間が長かったです。やはり、初マラソンからのリカバリー、調子の立て直しが難しかったように思います。去年も佐藤航希さんがマラソン後に苦戦しているのを近くで見ていたのでかなり慎重に過ごしていたのですが、やはり一筋縄ではいきませんでした。なかなか調子が上がらない中で何とか関東インカレには間に合わせ、5位に入り点数は確保できましたが、そこから状態が悪化して予定していた海外遠征も取りやめ、休養期間に入りました。特に体に痛みがあるわけでもなく、体調が悪いわけでもないのになぜか走れない。そのような時期が続く中で、7月末の菅平合宿からようやくポイント練習に本格的に復帰することができ、完璧とは到底言えませんがそれなりの夏は過ごせたように思います。

　最後の夏合宿となった裾野合宿の最終日に全身に蕁麻疹が出てしまい、1週間ほど練習が抜けましたが、そこからは徐々に状態がよくなっていきました。当初は箱根駅伝とマラソンに全振りする予定だったのですが、調子よく走れる日が続いていたため、全日本大学駅伝への出走が決まりました。昨年かなり悔しい思いをした大会であり、個人的にどうしてももう一度走りたかったので、6区の出走が決まった時は素直に嬉しかったです。とはいえ、差し込み等により思うような走りができずにほかの選手に救われる形となり、チームは5位でしたが悔しい結果となりました。

　せっかくのリベンジチャンスだったのですが微妙な走りとなってしまい、大会終了後は割と落ち込んでいました。その日の夜、一人の先輩から「結果はどうであれ走りが見れて嬉しかった」と言われました。自分が走れていなかった時期に愚痴をこぼしまくっていた人だったのでそのように言われて少し元気が出ました。応援してもらえることはものすごく嬉しく、励みになります。レースの前後には多くの人に声をかけていただきますが、本当に感謝しています。

　さて、今年のチームで臨む大会はいよいよ箱根駅伝のみとなりました。大志や相川が中心となって作り上げてきた今のチームが僕は大好きなので、最後は笑って終わりたいと思います。我々はこれまで３位以内という目標を掲げて取り組んできました。しかしながら、他大学の実力を見ても目標達成は難しいのが現状で、全区間失敗のない走りをするのが必須になってきます。出雲・全日本で得られた課題をそれぞれが分析し残り約2ヶ月でより良い状態に仕上げ、箱根駅伝当日を迎えたいと思いますので、最後まで応援よろしくお願いいたします。

　明日は競歩の広瀬夏希にお願いしました。競歩組と長距離組は集合の時間が同じであり、広瀬が練習する姿はよく見るのですがいつも一人で黙々と歩いている印象です。また広瀬が受講している授業のTA(アシスタント)を自分がしており、学校でも一緒になる機会があるのですが、私生活も真面目なんだなと思っていました。自分で考えながら日々淡々と練習をこなし、インカレ等で結果を残している広瀬の姿にはいつも感心させられます。彼女も年明けに試合を控えており、去年は怪我で出場できなかったと聞いているので、今年は納得のいくパフォーマンスができるように応援しています！！

　最近になって急に寒くなりましたので、体調に気を付けてお過ごしください。