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小平敦之:最高の準備
こんばんは。幸太郎さんから引き継ぎました、長距離ブロック2年の小平敦之です。幸太郎さんから部員日記の話をいただいた時、課題があるので1度は断ったのですが、先日「最近部員日記全然書いてないね」という友人に言われたのを思い出し、引き継ぐことにさせてもらいました。幸太郎さんは一般入学で入学してきた中でのお手本と言えるような存在で、着実に練習を積み上げている印象です。常にモチベーションを高く持てており、各月の走行距離でも必ず上位にいます。私も10月は少し距離を踏んでおり、幸太郎さんに勝てるかも!と思っていましたが、残念ながら最後気づいたら逆転されており5km差で負けました。笑 一緒に走ると自分自身も負けていられない、と刺激をもらえるので人とジョグをすることが少ない私ですが、1番一緒にするのが多いというのが幸太郎さんです。今週末の上尾ハーフでもきっと目標を達成できると思います。それに負けじと自分も頑張ります。ご飯には春以来行けていないので、また誘わせていただきます! (サムネイルはスタバを奢ってくれた幸太郎さん)
さて、久しぶりの部員日記ということでざっと今シーズンの振り返りをさせていただきます。春シーズンに関しては昨年と比べて順調に練習をすることができました。冬からの貧血対策も身を結んできたのが大きいと思います。シーズンインこそ空回りして大撃沈してしまいましたが、6月頭の記録会ではセカンドベストを出すことができました。スローペースでベストを出すことはできませんでしたが、14:10くらいは出せるくらいの実力はついている自信はあったので、切り替えてそこからはハーフマラソンの練習に移行しました。6月はポイントも外すことなく走行距離も過去最高を更新することができました。これなら7月の士別ハーフでも結構走れるのでは!と思っていた矢先、シンスプリントを痛めてしまいました。良い練習ができている中でのリカバリーが追いついていなかったのが原因だと思います。士別ハーフ自体暑くて記録が低調だったのもありますが、途中から痛くなり完走するのが精一杯となり悔しい結果で終わりました。せっかく北海道まで連れて行ってくださった中で結果を残せず申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
その1週間後から合宿が始まるというスケジュールだったので、どうにかして間に合わせようと思いましたが、練習をしながらではなかなか痛みがなくなるわけもなく… 中途半端に足を痛みを誤魔化しながら練習を削って、という形で合宿の練習もしていましたが、調子も落ちていきました。他のチームメイトが力をつけているのを目の前で感じて焦って、やらなきゃというところの繰り返しで身体的にも精神的にも、今振り返ってみて完全に負のサイクルに入ってしまっていたと思います。最終的に体調を崩し、体を休めていたらあっという間に夏が終わってしまいました。
ここまでは悪い話ばかりでしたが、上向きに転換したのがRoad of Wasedaです。正直、5000m15分すら切れるような状態ではないと思っていましたが、焦りもあったので完全に疲労を抜いた状態で臨みました。フレッシュに走れて、レース自体も冷静に後ろから進めたことで14:35でまとめることができました。それで体にもうまく刺激が入り、メンタル的にもこれなら上尾ハーフにも間に合うかもと思えるようになりました。10月は足の不安もない状態だったので夏の分を取り返すべく練習量を確保しました。完全に取り返すことができたとは言えませんが、自分の体には良い反応が出てきて10月末からは質の高いポイント練習をこなすことができてきました。練習ができるにつれてはもちろん、駅伝シーズンで友達が結果を出したり、その友達たちと直接話したりすることでモチベーションは高い状態で維持できました。持つべきものは友達ですね。読んでくれてるかな〜笑 ありがとう!
今週末の上尾ハーフでは最低限64:30では走りたいと思っています。昨年は走ることすらできなかったこの大会。箱根駅伝のメンバー選考にも関わってきます。今年の早稲田のチーム状況はとてもよく、故障者がほぼほぼ出ずにここまできています。63分台が16人のラインかなと思っています。堅実に走りつつも、箱根に出走するのを意識する中で他校との勝負にもこだわって走れればいいと思っています。また、この大会に向けては自信を持ってスタートラインに立てるように最高の準備をするということを意識して1ヶ月間練習以外も過ごしています。今結果を出せている同部屋の長屋や進次郎さんが早く消灯しているので、それを真似て22時には必ず消灯するようにしました。早い時には21時過ぎには寝るようなので、自分も回復に努められるようにより早く寝るのを習慣化できればいいと思っています。準備が進められているからこそ、大会を走るのが楽しみです。応援よろしくお願いします!
明日は長距離ブロック1年の浅川に引き継ぎます。浅川は高校の頃からの後輩です。夏明けからはマネージャーとしてサポートに回ってくれていますが、彼の努力には目を見張るものがあります。朝も集合前からコースの落ち葉をはいてくれたりするなど自分のできることを探して率先して動いてくれているのが印象的です。全力でサポートしてくれているからこそ結果でしっかり恩返ししたいと思います。引き受けてくれてありがとう!明日はよろしくね!
最後までお読みくださった方、ありがとうございました。体調を崩しやすい季節となっておりますが、お身体にはお気をつけください。今後とも早稲田大学の応援よろしくお願いいたします。