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日野斗馬:最後の部員日記にしない
おはようございます。
地案から引き継ぎました、長距離ブロック4年の日野斗馬です。
地案とは同じ紺碧寮在住とはいえ、他ブロックの3学年下の後輩から頼まれたからには引き受けるしかありません。結構嬉しかったです。ありがとう!
地案とは一緒にゲームをしたり、ご飯を食べに行ったり等々、いつも楽しく過ごさせてもらっています。穏やかかつノリもいいのでいいキャラしてるなと思いますが、走りになったら一転ダイナミックな走りでガンガン突き進んでいきます。僕も高校までは800m専門だったので、地案の凄さには身をもって実感させられます。まだまだあと3年、人生初の短距離冬季練習で強くなって来年から大活躍見たいな!
さて、前回の部員日記から1ヶ月半ほどしか経っていませんが、その僅かな間に出雲駅伝と全日本大学駅伝は幕を閉じました。2つの駅伝では早稲田大学の応援ありがとうございました。
昨年度の箱根駅伝が終わった瞬間から全ての出来事に「最後の」という枕詞が着くようになって、はや11ヶ月が過ぎようとしています。最後のインカレ、最後の夏合宿、最後の出雲、そして最後の全日本、、大きなイベントが終わるたびに、選手として舞台に立てていない現実を直視させられ、同時に引退までの日数を逆算し焦る日々。怪我で1年以上試合に出られなかった2年生の時よりも辛いと感じることは多いです。ただ同時に、4年目のこの最後の時期になっても諦めずに目標に向かって取り組み続けられていることは幸せなことだとも思います。
「結果より過程が大事だ。」人生で一度は目にすることがあろうこの言葉、僕は正直好きではありません。言い方は悪いですが、結果を出せなかった言い訳のように聞こえてしまうからです。ただ、最近は少しだけこの言葉を自分なりに解釈して受け止めることができるようになった気がします。もちろん、最後の最後に結果を出す気は満々ですが、どんな結果になろうとも最後の最後まで全力で取り組む姿は変えないようにします。去年の濱本さんのように後輩たちにかっこいいと思われる先輩に。そして自分自身に胸が張って終われるように。
この話題で終わるとあと1ヶ月半、緊張しっぱなしになってしまうので、少し別の話題を。
最近、引退が近づくにつれて新生活の話題が増えています。色んなところで卒業旅行の話をしたり、家探しの話をしたり、考えるだけでワクワクが止まりません。人生の半分を捧げてきた陸上競技が無くなるのは不思議な気がするけれど、引退後もいい人生になるといいな〜。
明日は長距離ブロック1年の辻陽介にお願いしました。「辻」という名字を呼び捨てするのはさすがに違和感しかないので、普段から陽介と呼んでいます。陽介も同じく紺碧寮に住んでおり、1年生の中では1番仲良くさせてもらってます。陽介は普段から自炊に取り組んでおり、凄いとしか言いようがありません。僕も一時期自炊にハマることがありましたが、今では炊飯器がオブジェとなりいい味を出しています。競技のほうでは長らく怪我が続いてしまい、まるで下級生の頃の自分を見ているようです。頑張った分だけ報われる、そんな単純な世界ではないけれど、陽介みたいな人が報われる世界であってほしいです。大学生活はまだまだここから!箱根駅伝、沿道で応援したいから絶対走ってね!
最後までお読みいただきありがとうございました。本日も良い一日をお過ごしください。