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部員日記

森田陽樹 : フィードバック

こんにちは

林から引き継ぎました。短距離ブロック2年の森田陽樹です。


回してくれてありがとう。林は誰もが認める実力者であり、高校時の輝かしい戦績から多くの期待とプレッシャーを背負って迎えた大学シーズンだったと思います。そんな中臙脂を纏い、堂々と今シーズンを戦い抜いてくれました。両インカレ共に早稲田の得点源として大いに貢献し、一年生とは思えない走りで存在感を示してくれました。

そんな林ですが、昨日の彼女の日記にもありましたが、普段の練習では走ることや練習そのものを楽しみ、夢中になっている姿が印象的です。今の一年生の活気や雰囲気を作っているのは林の存在が大きいのではないかと個人的に感じています。また、この冬季練習ではブロックの垣根を越えて、さらに積極的に先輩や同期とコミュニケーションを取る姿が見られ、来年の飛躍が楽しみな選手の1人でもあります。辛い練習も多い冬季だけど、共に乗り越えて来季を良い形で迎えられるようにしよう。



さて、冬季練習が始まって4週間が経ちました。順調に積むことができています。授業の関係で平日に所沢で練習する機会は限定されていますが、その分、質の濃い練習ができていると感じています。時間という制約条件がある分、練習効率をいかに上げられるか、この指標も大切にしながら、毎日グラウンドへ来ています。限られた時間の中でどれだけ自分にとってプラスの要因があったのか、どれだけの能力が得られたのか、また得ようとしたのか。一瞬たりとも無駄に出来ない程の価値のありすぎる環境が整っているので日々奮闘しています。そのためには、常に考えることが重要になると思います。思考して試行する。そのサイクルが自分を強くすると考えます。



私は最近、大学のある授業で2種類のフィードバックについて学びました。増加した出力に対してそれを減少させるように働かせる考え方と、出力した増加をさらに増加させるように作用させる考え方です。練習とはフィードバックの連続ですが、それらのバランスが重要なのではないかと考えます。先日、大川女子主将が集合で話されていた自分の強みについて考え、それを伸ばすプロセス。そして、自分の弱み、苦手な側面を知り、それを克服、改善させるためのプロセス。これこそまさに練習の意義の1つだと思います。自分の軸を持ち、強みを感じながらフィードバックを大事にする。どちらか一方に偏るのではなく、両バランスを大切にしながら一つ一つのメニューに臨むことでフィードバックが自身の成長に直結していくのではないかと考えます。



今年の冬季は昨年までと自分の中で位置付けが大きく異なります。正直、昨年はひたすら前を追い、ついていき、力の差を感じながら、その差を埋めていくための練習でした。その過程で成長できたと感じます。しかし、今年は違います。次は自分がついてきてもらう立場にならないといけない。今まで先輩方がしてくださったように、私なりに私の走りを追究しながら強い短長にしていきたいと思います。来季の目標の一つにマイル四冠を掲げています。入学前からマイルに対して特別想いが強かったので何としても勝ちたい、そう思っています。早稲田でリレーをやる以上、金メダル以外は求められていません。そのために、必要なことを淡々と「自分の行動、選択に責任を持って」取り組みたいと思います。



明日はトレーナーブロックの岡本漠久に引き継ぎます。快く引き受けてくれてありがとう。漠久には今年の春、特にお世話になりました。私に作ってくれたバイクトレーニングのメニューは永久保存版です。かなりきつかったですが笑。また、苦しい時や悩んでる際もよく話を聞いてもらっています。漠久は物事を客観視する能力が優れており、常々大事なことに気づかせてくれます。トレーナーとしても選手に寄り添い、培った知識を使ってチームに貢献してくれています。漠久の存在は今の競走部にとって必要不可欠なOne ピースであること間違いありません。漠久の口から出る競走部への想いや自身の目標には強い覚悟を感じ、私自身も奮起させられています。資格の勉強等で忙しい毎日を過ごしているようですが、またご飯行こう!あと、不定期開催の謎の会そろそろやりたいです笑。明日はよろしく!


最後まで読んでいただきありがとうございました。寒暖差が激しく、さらに花粉の季節も到来し、体調を崩しやすい時期が続いております。どうぞ皆さま、体調管理には十分注意してお過ごしください。


それでは、この辺りで失礼します。