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石原慎也:咲かない人は、いない
こんばんは。
鶴巻から引き継ぎました、短距離ブロック3年の石原慎也です。
※サムネイルは早稲田スポーツ新聞会様よりいただいたものです。
冬季練習が始まり、鶴巻が愚直に練習に取り組む姿は全員の目に映っていると思います。度重なるケガの影響で不本意に終わった今年の悔しさを来年晴らしてやるんだ、という強い気持ちが伝わってきます。私は、彼が来年大ブレイクすると確信しています。彼の伸びやかでしなやかなフォームは、私が今まで見てきた中でも群を抜いてきれいです。彼には無限のポテンシャルが秘められていると思います。まだまだ泥臭い練習が続きますが、ケガには気をつけて、来シーズンの飛躍に向けて頑張ろう!
また個人的な話になりますが、鶴巻とほとんど話したことがなかった4月、私の誕生日に安心院と共にケーキをプレゼントしてくれました。驚きが大きく、微妙な反応をしてしまいましたが、本当に嬉しかったです。(笑) きちんとしたお返しができてないから今度ご飯行こう!
あと、回してくれてありがとう!
さて気づけばもう師走、1年のラストに差し掛かりました。
2024年シーズン、私は掲げた目標を一つも達成することができませんでした。全くチームに貢献することができず、個人としても何をやっても上手くいかず、本当に苦しい1年間でした。特に後半シーズンは自己記録とはかけ離れた記録を連発し、こんなに楽しくないことをなぜやっているのだろうと考えてしまうことさえありました。
しかし現在、シーズン中とは裏腹に、来シーズンへの希望と期待を胸に充実した日々を過ごしてます。その原動力となっているのは、先日引退された大竹さんからいただいた、
「最後まで何があるかわからないから諦めるな」
というお言葉です。
大竹さんも記録が伸び悩んだ時期を長く過ごされた先輩です。しかし苦しい中でも強い信念を持ち続け、最後の日本インカレでは4継メンバーとして学生記録を打ち立てられました。表彰台の頂で輝いていた姿は今でも脳裏に焼き付いています。
この言葉をいただいてからは、私にも大竹さんが残した「標」を辿ることができる可能性があるのだ、という前向きな気持ちをもち、競技と向き合うことができるようになりました。練習で苦しいと感じた際には常にこの言葉を思い出し、最後の1本まで力を振り絞っています。大学3年目の冬季練習ですが、一番の滑り出しができたと自信を持って言えます。
来春の、一皮も二皮もむけた私にご期待ください。
最後に来シーズンの目標をここに記します。
①マイルリレー4冠
②陸上を始めた当初からの憧れだった日本選手権への出場
以上の2つです。
また、これらの目標に取り組む過程で、後輩に何か良い影響を残すことができればとも考えています。
陸上競技集大成の1年、必ず花を咲かせます。
同期の短長メンバーです。(右より清水友、竹、石原)
思うような結果が出せていない面々ですが、
最後は3人で笑って引退したいです。
明日はハードルブロック1年の権田浬にお願いしました。引き受けてくれてありがとう!
権田はU20世界選手権出場をはじめ、大活躍の1年を送った選手です。2月まで受験勉強を行なっていたハンディキャップをものともせず、次々と自己記録を更新する姿には目を見張るものがありました。また、両インカレと日本選手権リレーでチームに貢献した姿は皆さんの記憶にも新しいのではないでしょうか。1年生ながら臙脂を背負い、その重圧と闘う彼の姿に、私は仰ぎ見る思いでいっぱいでした。来年は彼と共にマイルを走り、日本一になりたいという強い想いがあります。この冬季、彼に追いつけ追い越せの精神で自らを鍛え抜きたいと思います。
さらに、権田のコミュニケーション能力は特筆するべきだと思います。臆することなく先輩に話しかけ、アドバイスを求めている姿が印象的です。それが強さの所以なのかもしれません。
競技以外では、寮で目が合った先輩に全速力で駆け寄り、闘いを挑むようなポーズ(?)を取るといった独自路線で先輩たちの心を鷲掴みにする、”先輩キラー”の一面を持っています。非常に愛くるしいですが、中々構ってあげられていない自分が悔しいです。今後は彼の納得のいく対応ができるように頑張りたいと思います。(笑)
明日はよろしく!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
寒さ厳しくなります折、くれぐれもお体をおいといください。
それでは失礼します。