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権田浬:謙虚さをもつ
※サムネイルは早稲田スポーツ新聞会様よりいただきました。全カレの時の写真です。
こんにちは
石原さんから引き継ぎました、ハードルブロック1年の権田浬です。
石原さんは私のおつきの先輩でありまだ何もわからない私に寮のこと競走部のことを1から懇切丁寧に教えてくださいました。ちょうど一昨日寮の廊下で石原さんと目が合い呼び止められました。何かと思ったらまさかの部員日記でした。石原さんに頼まれたら断れるはずもなくよろこんで今日書かせていただきます。石原さんとは同じ短長系の種目ということもあり普段から練習でよく一緒に走らせていただいています。石原さんはとても優しく陸上のことはもちろんのこと陸上に関係ないことまでどんな些細な事まで真摯に話を聞いてくださり本当に頼りになる先輩です。私も来年からは同じ先輩の立場になります。石原さんのように後輩に優しく接することができ先輩になりたいと思います。石原さんのどんなきつい練習にも先陣を切ってストイックに取り組む姿はとてもかっこいい先輩です。まだまだ冬季練習も続きます。私も石原さんのよう練習に真摯に取り組み頑張っていきます。
さて、新入生リレーであいさつをさせていただいてから少し時間がたったように思います。お久しぶりです。先月から冬季練習が始まり毎日きつい練習に取り組んでいます。昨年は受験もあり冬季練習はできませんでした。今年はしっかりと冬季練習にのぞみ基礎体力、基礎技術を向上させ来シーズンにつなげたいと思います。
昨シーズンは受験明けのふにゃふにゃの身体から始まりました。5月3日の熊谷市記録会でシーズンインをしてベストを出してからU20日本選手権、関東インカレ、早慶戦、U20世界選手権、日本インカレ、日本選手権リレーと高校では経験できなかったような大きな舞台を経験することができました。そして高校では想像もできなかったような自己ベストも出すことができました。しかし後半シーズンに連戦が続く中、春に出した自分の自己ベストの更新はおろか400では46秒台400mHでは50秒台すら出すことができず自分の弱さを自覚することとなりました。
私にはどうしても頭から離れない言葉があります。俳優の黒川想矢さんの「僕は今、2つの自分と戦っています。『怪物』で湊役を演じられたのは是枝監督をはじめとした、たくさんの方々のサポートや運でしかないと思う僕と、まるで自分の力でやり遂げたと勘違いしてしまう自分です。これから先、この戦いは長く続くと思いますが、僕は毎回感情の戦いに打ち勝って、常に優しい人間であり俳優でありたいと思います」というスピーチです。
私も練習をしているうちに大会で走っているうちにまるで自分が特別な存在で自分の才能だけで結果を出していると勘違いをしている気がします。しかし、結果を出せているのはコーチ陣や先輩方の指導があってだしマネジャーさんやトレーナさん同期、親、友達たちのサポートがあって初めて結果につながると思います。それをいつの間にか忘れてしまっていては、それをいつのまにか自分の実力だと勘違いしていては私に未来はないと思います。私のベストタイムが上がるたびに、私の競技力が上がるほどに周りの人たちの支えがあって今自分が競技をしていることを自覚し謙虚で優しい競技者でありたいと思います。
明日はマネージャーブロック2年の山崎さんにお願いさせていただきました。直前のお願いにもかかわらず引き受けてくださりありがとうございます。
山崎さんは入部前、入寮前からお世話になりました。競走部で一番最初にお話しさせていただいたのも山崎さんかもしれません。山崎さんはマネージャーとして日々私たち競技者が快適に滞りなく練習や競技ができるようにサポートをしてくださっています。いつもありがとうございます。山崎さんのプロフェッショナルな仕事さばきはとてもかっこよく普段のユーモアある態度とのギャップも非常に魅力的です。寮内でもよく一緒にお風呂に入ったり部屋で話したりととても仲良くさせていただいています。話していても山崎さんはとても優しく面白い先輩です。さらにマネージャーでありながらよく一緒にストレングスメニューをすることもあります。山崎さん本当にムキムキです!このまま最強のマネージャーを目指しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。今年もあと1ヶ月を切り忙しさと寒さで体調も崩しやすくなっております。体調には気を付けてお過ごしください。
それでは失礼いたします。