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山崎 望:大きくなる
こんばんは。
ハードルブロック1年の権田 浬から引き継ぎました、マネージャーブロック2年の山崎 望と申します。
回してくれてありがとう!
浬との出会いは、彼が練習を見学しに来た今年の2月のことでした。
他大学と早稲田、どちらに進学するかギリギリまで迷っていた彼を必死に説得したことを昨日の出来事のように覚えています。入部してくれると聞いたときは非常に嬉しかったです。
眉目秀麗な彼には臙脂に白のWがよく似合うだろうな、と思っておりましたが、案の定、1年生ながら大車輪の活躍でした。
(残念ながら、私の眼力では『JAPAN』のユニフォームを身に纏う姿までは見抜くことができませんでした)
まだまだ誰も想像することができないような可能性を秘めていると思います。
まずは早稲田のエースに、そしていずれは日本を代表する選手になって欲しいなと思います。
ちなみに私生活もしっかりとしており、穴が見当たりません。素敵です。
また一緒に鍋作ろうね!
さて、浬の部員日記で『謙虚さ』について書かれていましたが、私も大切にしなければと思い、今年は橋の下やHPに掲示する目標を『謙虚にして驕らず』に設定しました。
私が謙虚さを保てていたかどうか、これは他人にしか評価できないものだと思いますが、どうだったのでしょうか。
選手からよく感謝してもらえることがありますが、私からも選手に対して感謝の気持ちでいっぱいです。
あくまで持論にはなりますが、私の仕事は選手がいてくれることではじめて成り立ちます。
名門と言われる競走部に、足が速いわけでも、遠くに跳んだり、投げたりできるわけでもない、ましてや陸上競技の経験すらなかった私を存在させ、価値を見出してくれているのは、紛れもなく選手たちです。
大きな大会で活躍する姿を見ること、怪我から復帰した姿を見ること、苦しんだ末にやっとの思いで出場する姿を見ること、それら一つ一つが私のモチベーションであり、原動力になっています。
皆さんいつもありがとうございます。
競走部に頑張っていない人など存在しません。
皆、個々やチームの目標に対して日々愚直に取り組んでいます。
グラウンドに立つだけで『自分も頑張らねば』と自然と思わせてくれる最高の環境です。
だからこそ、皆と日本一のチームになって喜びを分かち合いたいと私は強く思います。
苦しい冬季練習を耐え抜いて、皆で春に大輪を咲かせてやりましょう。
話は変わりますが、私がこの冬季以降大切にしていきたいと思う言葉があります。
『スピードは本気度の代替変数である』
これは昨秋に受講した『トップスポーツビジネスの最前線』という講義にゲストスピーカーとして登壇された村井 満さん(元Jリーグチェアマン、現日本バドミントン協会会長)がお話しされていた言葉です。
物事に取り掛かる『早さ』と着手した後の意思決定のスピードを上げる『速さ』を掛け合わることにより、何度も試行錯誤することができます。
何か問題が起きた時、解決に向けて素早く動き出します。仮に一度起こしたアクションがうまくいかなかった時、代替案を講じることにより、リカバリーできる可能性があります。早ければ早いほど、そもそもの問題が解決する確率は高くなります。
ミスをしないことが最善なのはもちろん分かっています。
ミスが起きないようにする『準備』にももちろん全力を尽くしますが、不測の事態が起きてしまった時のリアクションタイムも同じくらい大切にしなければいけないと思います。
4月からはいよいよ私も上級生です。
私が入部した時の小林さん(前主務)と同じような立場になるのか、と考えるとまだまだ未熟さを痛感します。
もし後輩がミスをしてしまっても、何事もなかったかのようにささっと尻拭いができる、そんなイケてる器の大きい先輩でありたいなと思います。
浬の紹介にもありましたが、私自身、身体作りにも力を入れておりますので、見た目もイケてる男になりたいと思います。
明日は長距離ブロック2年の高橋優喜にお願いしました。
引き受けてくれてありがとう。
優喜とは昨年の11月まで、早稲田大学所沢紺碧寮で一緒に暮らしておりました。
毎晩誰かの部屋に集まり、様々な話題で盛り上がった日々は懐かしい思い出です。
当時の寮生が試合に出場するときは今でも特別な思いが湧いてきます。
日本インカレ男子10000mW決勝、資格記録21番手からの大逆襲。
想像を遥かに超えた活躍ぶりに、感動の域を通り越してしまい、増子(長②)と一緒に大笑いした記憶があります。
先日行われた記録会では、今度は走ってPBを叩き出しました。
怪我に散々苦しんできた優喜が活躍している姿を見て、非常に嬉しく思います。
『二兎を追うものだけが二兎を得る』ということで、歩きも走りも更に極めた『優喜ex』、見せてくれ!
明日はよろしくね!
いよいよ寒さが本格化してきましたので、皆様どうぞ暖かくしてお過ごしください。
それでは失礼いたします。