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高橋優喜: 怪我すると食欲湧くよね
山崎 望から引き継ぎました長距離ブロック2年の高橋 優喜です。
彼とは去年まで紺碧寮の仲間で、とても仲良くしていました。最近の望はマネージャーとしての姿を見ることの方が多いですが、いつとはなしにずっしりとした面構えになっています。去年まで、望の私生活を散々見ている身としては、なんだか不思議な気持ちです。マネージャーとしての仕事もそうですが、望の凄いところはコミュニケーション能力です。誰とでも打ち解け合い、選手やマネージャーと良い関係を作っています。心地よい環境を作り、それでいて、いつも真剣かつ笑顔で支えてくれる素晴らしいマネージャーです。彼といる時に楽しくできるのも、彼のユーモアさにあるのだと思います。優喜ex面白いじゃないか。じゃあ望みは「望ex」となって、ともにティア1を目指そう!笑
前回の部員日記の題名、覚えているでしょうか?
「もう怪我はしない。」です。何を言っているんだ君は。僕の体はまだまだだぞ、おい!出来上がった気になるな。と、その時の自分に行ってやりたいです。全く浅はかな宣言でした。私は先週の日体大記録会の後、左足の大腿骨疲労骨折をしてしまいました。上手く行っていただけにとても悔しい気持ちです。でもこういう時こそ冷静に何がダメだったか冷静になって考えなければなりません。実際、練習も詰めてきて、ウエイトなど走る以外のトレーニングも充実していたように思い、正直、少し油断していたところはありました。左足を使う内転筋のトレーニングを実施していたので、左足を使えるようにしようとした好転反応だと認識しようとしていました。実際はそんな感じではなさそうです。今は朋友である超音波にお世話になっています。上久保さんから、リーパス君に都合のいい時だけ頼る関係ってどうなのかなと言われました。確かに普段から気になったすぐに超音波君を頼ればよかったのに。それもそうですし、これまで自分は脛骨ばかり痛めていたので、アンテナがそこに集中してしまっていました。改めて体の異常をすぐに察知することが本当に大切だと気づきました。
今週の練習はどうしても正直やる気が起きませんでした。ただ怪我をした時はその分学びを得られることもわかっています。ここで頑張れるかが今後の成長を左右しそうです。なぜなら弱点を克服するチャンスだからです。怪我をしたのには何か体の使い方に悪い癖があるということが多いです。その悪い癖を治すというのが本当に大変です。なぜならこうしようとしたら筋肉がこう動くと言った、悪いスイッチを入らないようにすること、そして正しい動きを習得しなければならないのです。何年積み重なってしまたった動きの癖を無くすということは本当に大変なのです。実際に去年からやっているヒップリフトもいまだに正しくできていません。しかもとても地味で頭を使う作業です。まるで受験勉強みたいに苦手なところを反復し、こういうことかと理解していくようなものです。大変だと知っているから避けたい気持ちになります。果てしなすぎて、億劫になります。しかも、集中してやらないと今まで通りの悪い動かし方になってしまうので全く意味をなさないのです。最近僕のヒーローアカデミアというアニメを見ました。主人公の緑谷出久が技の習得をするときに、エンデヴァーからこうアドバイスされます。複数の動きを一つ一つ意識してやっていては、とてもじゃないが意識が追いつかない。並列に処理する必要がある。並列に処理するためには無意識にやる必要があって、一つずつ意識して無意識のうちまで持っていくことで初めて他の動きに意識を向ける余裕が生まれると。まずは呼吸。力まず吐き切れたら次はその中でも肋骨を下げることを意識、そう考えているうちに毎回ヒロアカのそのシーンが浮かび上がります。次は怪我の苦悩があるから強くなれる、いつだって壁を乗り越えて強くなれる『plus ultra』。そう信じて、体を動かせない分、頭を動かしたいと思います。
明日は同じ長距離ブロック2年の安江悠登にお願いしました。安江とは練習のほとんどを共にやってきた相棒でしょう。彼とは増子含めてよく遊んでいます。そこでいつも私の気持ち悪い行動を受け止めてくれる数少ない友達です。また、彼はとても几帳面で、本当に丁寧に色々とやる人です。コツコツと練習して、走行距離も月ごとに伸びている印象です。自身の走りを分析して課題を理解し、克服に取り組む姿を見て流石だなと感じています。走行距離ランキングは先月3番にまで上り詰め、この前の記録会でようやく成果が出てきました。が、彼はそんなものではないはずだと断固して言えます。彼の成長に期待して下さい!明日は宜しく!