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部員日記

安江悠登:いっぽ前進

こんばんは。高橋優喜から引き継ぎました。長距離ブロック2年の安江悠登です。


優喜は競技に貪欲に取り組む姿勢が印象的です。度々怪我に悩まされていますが、その都度自分の弱点と向き合い必死にトレーニングしているのを目にします。怪我を重ねても強くなって帰ってくるのはそのためでしょう。走りの動画を何度も見て身体の構造と動きを分析しているが故に解像度が高いです。時々意見をもらっています。

スピードもピカイチです。一緒に練習することが多いですが、ラストはおいていかれます。「めっちゃダッシュするじゃん」「全然全力じゃないよ」

このやりとりを何回したことでしょうか。

先日の日体大記録会のラストスパートも痺れました。仲良い同期がベストを出すのは嬉しいものです。大幅ベスト更新、おめでとう。でも次は負けないよ。

最後に、普段はちょっと変なとこがある、とだけ書き足しておくね。

まわしてくれてありがとう。



さて久々の部員日記となりましたが、この期間は何があるでもなくぼちぼちと練習を重ねておりました。先日の日体大記録会で11ヶ月ぶりに2秒ほど自己ベストを更新しました。到底満足できるようなタイムではありませんが、レース後に菅野先輩からまず第一歩、とLINEをいただいて少し胸が軽くなりました。小さな一歩でしたが、ここから大きな波に乗れるようがんばります。


春夏の私は、走れないとついネガティブ思考になっていたように感じます。突出したスピードがあるわけでもない。アップダウンや暑さに強いわけでもない。メンタルは強くないし、試合で120%の力を出せるようなタイプでもない。周りは全国の舞台で戦ってきた猛者ばかり。様々な個(強み)をもったメンバーに囲まれて生活しているうちに、劣っている部分にばかり目が行き、自信を擦り減らしていたのかもしれません。周りと比べて勝手に悲観し、焦って空回りしていました。

完全に行き詰まっていたわけですが、そんな時に「怪我で長期離脱しないのは立派な武器じゃないか。」と言ってくださった方がいました。そうです、アスリートは継続が基本のキです。すっかり忘れてしまっていましたが、これが自分の強みだと気づくことができました。

練習したことが必ず成果として現れるかは分かりません。それでも、いつか花咲くと信じて鍛錬して参ります。



明日は、マネージャーブロック3年の白石幸誠さんにお願いしました。白石さんを表すとしたら、"頼れるお兄さん的存在"でしょうか。入部前から大変お世話になっています。競走部のこと、寮のことを懇ろに教えてくださったのは他でもなく白石さんだったと思います。マネージャーとしての仕事を完璧にこなす傍ら、普段はユーモアをもって優しく接してくださいます。一緒に過ごす時間が結構好きです。イジられることが増えてきたので、結果で一発ギャフンと言わせたいところです。楽しみにしていてください。

明日はよろしくお願いします!



拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、失礼します。