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小林樹季:走思走愛
こんばんは。
日野から引き継ぎました、マネージャーブロック4年の小林樹季です。
日野は応援したくなる選手です。昨日の部員日記からも皆さんわかるでしょう。競技に取り組む姿勢はもう僕から話すまでもありませんが、応援に対していつも感謝を伝えてくれるところも尊敬できます。今年の六大でのレース後にも、「応援聞こえたよ、ありがとう」と声をかけてくれたことを覚えています。応援する側は見返りを求めているわけではないですけど、こういった一言が言える選手はいいですよね。
16人に入れなかった悔しさ、僕には計り知れないものだと思います。それでも日野にはまだレースも役割も残っています。僕は最後まで変わらず応援し続けます。
あと3週間頑張ろう!みんなで3位以内を勝ち取るよ。
マネージャーとして入部した者は短距離中心の活動になる。僕も例外ではなく、同期が引退した10月まではずっと短距離側がメインでした。
それでも長距離ともたくさんの縁を与えてもらいました。
初めて1人前のマネージャーとして計測させてもらえたのは長距離のペース走。初めての大会帯同は関東インカレのハーフマラソン。学年が上がると2年の時に現地で箱根のサポートをさせていただき、全日本も2回帯同させていただきました。
同期のメンバーにも恵まれました。
長距離からは離れている時間の方が長かったけれど、常にメンバーの一員として認めてもらえてたことには感謝しかありません。
同期がこのメンバーだったからこそ、僕の中に短距離と同時に引退するという選択肢はありませんでした。
箱根が終わったら終わり。という人は少ないみたいですが、チームとして戦えるのはあとちょっと。
残された最後の目標。箱根駅伝3位以内。
絶対達成させよう。
さて、月日が流れるのはあっという間。前回の部員日記から2ヶ月がたち、僕の引退ももう目の前です。当たり前のように足を運んでいたグラウンドとも、みんなと過ごす寮ともお別れ。
まだ全く実感が湧きません。
この日々が一生続くんじゃないだろうかという感覚です。
僕はみんなと比べると「箱根駅伝」に強い憧れを持って入部してきたわけではありません。たぶん今でもそれは変わらないでしょう。
でも僕は「早稲田大学競走部」が好きな気持ちはみんなに負けません。
このチームは日本一のチームです。僕はそう確信しています。
それでもこの4年間、結果という形でそれを証明することはできませんでした。箱根駅伝の目標は3位以内。理想だけで語るなら優勝を目指すチームでありたいし、きっとそれはみんな同じ気持ちでしょう。でも現実はそんなに甘くない。
だからこそ、僕らの代で3位以内を勝ち取る。
そして再び早稲田の時代を取り戻す。
最後に・・・
4年間共に頑張った中尾と盛谷
(本当はみんなのこと触れたいけど、キリがないから2人だけで)
1年目は先輩達に厳しく指導され、2年目は色々と揉めて、3年目は後輩達との関係に悩まされて、4年目は最上級生としての責任に追い詰められ。
改めて振り返ってみると大変なことだらけの4年間だったね。
2年に上がるタイミングで短距離も長距離も監督が代わり、部としてのあり方がどんどん変わって、1番振り回されたのは間違いなく俺らだ。笑
2人にはたくさん迷惑かけて、それでもたくさん支えてもらって、感謝しかありません。
中尾は死にかけている時によく気をつかってくれました。日本選手権で勧誘やら運転やらでいっぱいいっぱいの時に助けられたことは今でも覚えてます。明るくて気の利く姿に元気づけられたのは僕だけではないと思います。
競技会運営はいつのまにかプロフェッショナルになっていて、どんなにでかい大会でも中尾なら大丈夫でしょ、と安心感が凄かったです。
盛谷はうちの学年1のしっかりもの。抜けてるとこだらけの僕(中尾もちょっと)とは大違いで、細かいところにもよく気づいてくれてました。迫り続ける競技会エントリーを捌き切るのもさすがでした。僕が担当だったらと考えると恐ろしさすらあります。
なんだかんだで僕ら3人はお互いの強み弱みを補いながらやり遂げられたのかなと思います。
本当に4年間ありがとう!あと3週間、気を抜かずやりきろう!
ということで、明日は盛谷にお願いしました。
あまり気持ちを表に出さないタイプですが、熱い想いを持っているのは知っています。
最後となる明日の部員日記、楽しみにしてます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。