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山口智規:踏み出す足はいつだって始めの一歩
(早スポさんよりいただきました)
こんばんは。
相川さんから引き継ぎました、長距離ブロック3年の山口智規です。
相川さんとは、僕が怪我をして入寮し、面倒を見てくれたのが始まりでした。選手としては故障が続き、マネージャーに転向してすぐに駅伝主務を任され、誰にも想像がつかないほどの苦悩があった4年間だったと思いますが、僕が苦しんでいる時は常には寄り添い、たくさんの感情を共にしてくれました。特に今シーズン、逃げずに走り続けることができたのは相川さんのおかげです。相川さん最後の箱根路を花道にできるよう、全力で走ります。
さて、本日から箱根駅伝エントリーメンバー16名の部員日記リレーがはじまります。一方で、16名から漏れたメンバーも多く居ます。特に、幸太郎と小平はメンバー選考最後の最後まで絡み、きっとこのリレーにも参加したかったはずです。そんな悔しい思いをした仲間たちの存在がまた、チームを強くしてくれています。メンバー外の仲間の想いも、16名の言葉の端々に感じてもらえると思います。
第100回大会、渡辺康幸さんの記録を更新し、ノリノリ智規の時代がやってくると思ったのも束の間、日本選手権クロカンを優勝して以降、本当に苦しく、陸上人生で一番悩んだ一年でした。練習は間違いなくしているのに結果がついてこない。何が正解かもわからないまま足掻き続けました。
たくさんのサポートを受け、支えられ、強くなった山口智規として第101回大会のスタートラインに立つことができそうです。本当に感謝しかありません。
僕のために走るのがトラック、みんなのために走るのが駅伝。
相川さんに背中を見守られて走る箱根路、
多くの人への感謝の66分、感動の66分にできるよう、とことん突き詰めていきたいと思います。
明日は長距離ブロック4年の和田悠都さんです。
前回大会は17番目でエントリーから漏れ、漢として1月1日に部員日記を書いていました。今年は5000mからPBを更新し、秘密兵器として準備万端のようです。
「陸上というフィールドにいる以上、陸上のことで評価されないといけない。勉強も大変なのにすごいねではまだ甘い」
文武両道を極めた和田さんは、強く、かっこいい先輩です。そんな和田さんの努力が報われるよう、僕も全力を尽くします。
応援の力で足が進む魔法が存在する箱根駅伝、僕たちが憧れた臙脂が輝くよう、チーム一丸となって頑張りますので応援の程よろしくお願い致します。
拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは失礼いたします。