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部員日記

草野洸正:大切なもの

*写真は早スポよりいただきました。

こんばんは、瀬間から引き継ぎました長距離ブロック4年の草野洸正です。

瀬間は本当に愛らしい後輩です。人の懐に入り込むのが上手いな、と接していて感じます。本人はあまり意識してないとは思いますが、その人懐っこさや少し天然なところに癒されている人も少ないはずです。走りに関しては、夏合宿からここまで1年生とは思えない充実した練習が積めていると思います。夢の箱根路に向けてまずあと1週間頑張ろう!


クリスマスに最後の部員日記がまわってきました。朝起きると枕元にプレゼントが置いてあったあの頃を懐かしく思います。毎年サンタさん見たさに布団に入ってからも寝ないように粘っていましたが、結局気づいたら寝ていて、サンタさんを見ることは1度もありませんでした。悔しいです。

私たちの大学4年間はクリスマスを思い切り楽しむといったことはありませんが、その代わりに箱根駅伝があります。クリスマスでは代わりにならないくらいみんなにとって大きな、そして大事なイベントです。

個人的に箱根駅伝を目指す中ではこれまで悔しい思いをしてきました。年を重ねるごとにチームの層は厚くなり、メンバー入りが難しくなり、それとは逆に中々自分の走りが追いついてこない。そんなギャップに悩む日々が続きましたが、4年目にしてようやくメンバーに入ることができました。今の基準では入部すらできない力しかなかった自分を見放さずにここまで成長させてくださった花田さんには感謝してもしきれません。同期にも恵まれました。大志をはじめ、みんな温かさで溢れています。心の底から一生大事にしたいと思える存在です。そしてなにより、家族、友達、私のことを支えてくれている多くの存在が私をここまで大きくしてくれました。決して1人では掴めなかった貴重なチャンス、最高の走りで恩返ししたいと思います。


同じような話になりますが、私が大事にしている言葉を紹介したいと思います。

「大切なものは、ほしいものより先に来た」

HUNTER×HUNTERという漫画に出てくるセリフです。4年間、箱根駅伝を目指して努力してきました。その道のりで得たものは私にとってかけがえのないものばかりです。勝負事につき、求められるのは結果かもしれませんが、いつだって結果を彩るのは過程だと思っています。ここまで最高の道のりでした。ゴールはすぐそこです。全ての思いを下りにぶつけます。


加えて、ハッシュタグ案たくさんのご応募ありがとうございました。#それいけ草パンマン、でいかせていただきます。謎に小学校のときから一部の人に呼ばれていて、愛着がある呼び名です。笑


明日は菅野雄太に引き継ぎます。言わずもがな、同じ埼玉県出身です。埼玉愛は菅野の方が圧倒的だと思いますが。  4年目の付き合いにして独特な話し方というか、返しが多くやや反応に困ることがありますが、もはや菅野の魅力の1つです。彼にしかわからないリズムがあるのでしょう。走りでも菅野のリズムは崩れません。抜群の安定感です。箱根当日も菅野の走りに期待大です!


最後まで読んでいただきありがとうございます。そして、4年間ありがとうございました。箱根当日も、これからも、早稲田大学の応援をよろしくお願いいたします。