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工藤慎作:準備は必要だが繊細になる必要はない
こんにちは。4年生の菅野雄太さんから引き継ぎました、2年生の工藤慎作です。紹介の通り、私は防寒具を集めました。今年は走っている以外の時間の過ごし方として、身体を冷やさないことを含めた日々のコンディショニングを意識しています。中継所で冷えることは確実に無く、準備万端です!菅野さんとのエピソードは、紹介にもあった北京の旅が印象的です。紫禁城へ行った際、高校時代に日本史選択だった私は愛新覚羅溥儀の話しかついていけませんでした。一方、菅野さんは豊富な知識で私の何倍も満喫していたことでしょう。豊富な知識でのコース攻略を期待しています!
今回はオーストラリアのゴールドコーストマラソンでペースメーカーをした話をします。到着数時間後のjogではエチオピア人選手と走り、別れた後にホテルまでの道に迷うという大ピンチにいきなり陥りました。道行く人に連想ゲームを繰り返し何とか戻れましたが…。英語圏のため現地の人とのコミュニケーションや買い物にも困らず過ごせましたが、他の言語と考えると恐ろしい限りです。レースは現地時間6時(日本時間5時)スタートなため、その約4時間半前に朝練習をするという大変さもありました。さらに、ホテルの電子レンジがある部屋への入室が夜中のためできず、日本から持ち込んだパックご飯が食べられませんでした。どら焼きやバナナ等の補食だけでは当然足らず、持っていた現地のグミで腹を満たした状態での出走でした。国内レースがいかに恵まれているかということが身に染みて感じます。そのような状況下でもレース中は同じPMで同室だった竹内竜真(NDソフト)さんやケニアの方ともコミュニケーションを取りつつ、余裕を持って25kmまで走り切りました。働くというのは大変です。多くの選手との交流もあり、刺激を受け続けた遠征でした。同時に、マラソンであれば世界と戦えるという自信に繋がりました。この手ごたえから自然と意識も変わり、気づけば走る・食べる・寝るだけの陸上ロボットです。この生活は間違いないと思えるような成長曲線を描き、出雲・全日本へと繋がっています。
続きまして、読者の皆様お待ちかね!?私の調子についてです。皆様は競走部公式SNSからの数々の動画や目撃情報、コメント等からどの選手がいる・いない、または区間予想等で盛り上がっているかと思います。選手から直接の発信である部員日記で私を含めた選手の調子を推し量りたい方もいらっしゃるでしょう。調子の良し悪しに関わらず、外部には良いと発信するのが鉄則なため全員絶好調とさせていただきます。え?逃げだって??つまらないって???そもそもここで御託を並べても仕方がありません。走りで魅せ、約20km間で自分を表現するのが我々の仕事ですから。ということで、迫る箱根駅伝区間エントリーの公開までは区間予想等でワクワクしながらお楽しみください!我々は並々ならぬ覚悟で戦い抜きます。ご声援の程、よろしくお願いいたします。
明日は3年の宮岡凜太さんへのリレーになります。昨年度は大きな試合での経験が足りず、惜しくも出走が叶わかなかった宮岡さん。今年度は関東インカレや上尾ハーフも経験し、経験値を格段に上げております。そう、今年の宮岡さんは一味違うのです。詳しくは明日記して下さるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。それでは失礼いたします。