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宮岡凜太:有言実行の「1=1」
※早スポさんからいただいた写真です
失礼します。
2年工藤から引き継ぎました、同じく長距離ブロック3年の宮岡凜太です。
彼とはこの1年間同じ部屋で過ごしてきて、仲が良い方ではないか、と自負しています。そんな普段の彼もよく見ているだけに、走りを観るとやはり惚れ惚れしてしまったり。
早稲田の山問題を名探偵が解決してから、はや1年。今年は平地の走力も磨かれ、ますます強くなりました。特に夏合宿以降、どんなキツい練習も軽々乗り越えていき、1つ下の学年ながら非常に頼もしく感じています。
きっと今年の山は、早稲田大学、そしてサポーターの皆さんを更に盛り上げる走りをしてくれるでしょう。
区間賞もある。期待してるよ。
今回で3度目の箱根前の部員日記になりますが、ここまで自信を持って書けるのは初めてです。
一年間通して、必ず箱根駅伝を走ると何度も口にしてきました。
出会う人全員に言ってきたのではないでしょうか。
部内はもちろん、地元の友達、学部のゼミの友達、就職活動時の担当者にまで、
「早稲田大学競走部長距離ブロックに所属しています。今年の箱根駅伝走ります。」
と宣言してきました。
すると皆さんは、
「応援してるよ」「今度の箱根駅伝は観るね」
と言ってくださります。
そのプレッシャー。まさに背水の陣。
でも、これらを糧にして一年間通して走ってきました。
僕が今年箱根駅伝を走るという事は、今年、あるいは来年以降のチームにとって大きい事だと思っています。
練習以上の120%のパフォーマンスは、試合では出せません。良くも悪くも、練習通りの結果だけ。
でも、これが僕なりの「1=1」です。
「一般組が活躍する時の早稲田は強い」とは、僕の練習のロールモデルである、伊福さんの部員日記に書かれていた言葉です。
僕は、IH入賞や1年生からの三大駅伝出走など、大舞台の経験は少ないかもしれません。
でも陸上競技にかけてきた時間、それも立派な"経験"であり、今年一年の練習などの取り組みは誰にも負けません。
僕が走る事で、幸太郎や小平はじめ一般組のロールモデルとなれれば、今年、そして来年の長距離ブロックは更に盛り上がるだろうと思っています。
走りたかった、初臙脂の関カレハーフマラソンを勝ち取って。
充実し過ぎな夏合宿を越えて。
掲げた目標通り、上尾ハーフマラソンを走って。
あとひとつ。
最後に、3年間もお世話になった4年生に向けて。
相川さん。
会う度になぜか頭を撫で回してきます。一方で、良い練習ができた時に、さりげなく「今日良かったじゃん」と声を掛けてくれます。
その一言が励みでした。
監督者からのアツい声掛け、楽しみにしてます。
小林さん。
箱根まで残ってくださり、ありがとうございます。
「今年宮岡が走ってくれたら、嬉しいなぁ」
この言葉が、奮い立たせます。
あと少しの間、サポートよろしくお願いします。
伊福さん。
ロールモデルでしたが、あまりにも超えられない走行量でした笑。そのストイックさの一方で、普段の関西弁の抜け感。伊福さんの満面の笑みでの、容赦ないツッコミ大好きです。
最後の襷、その伊福スマイルでお願いします。
菅野さん。
学年を経る度に、どんどん仲良くなっていったと思います。
普段は一緒に隣でゴロゴロしているのに、どうしても試合では遠い背中。やっぱり菅野さんもロールモデルです。
最後は一番のPiù mossoな走り、楽しみにしてます。
草野さん。
同じ商学部の民として、お世話になりました。
キツいインターバルが終わり、「余裕ッス」の感想、憎たらしかったです笑。その練習量は裏切らないはずです。
商学部魂、魅せましょう。
中田さん。
皆にイジられても、でも親身に接してくれて。
中田さんのおかげで、選手1人ひとりが「自分の目標を達成する事」に集中できています。
あと少し、一緒に駆け抜けましょうね。
日野さん。
ジョグしまくりましたね。僕のしょうもないネタにも笑ってくれました笑。だから、箱根も一緒に走りたかった。
これは叶わなかったけど、昨日の走りは感動しました。
日野さんの想いの襷は受け取りました。僕が箱根駅伝まで持って行きます。
和田さん。
誰も居なくなったし練習終わるか、と思ったら和田さんが走っているんですよね。結局練習中のライバルは、和田さんだったと思います。刺激され続けていました。
チーム神奈川、ちっちゃい者同士、走りで沸かせていきましょう。
最後に、大志さん。
お付きの担当が伊藤大志だと知った時、大混乱でした。なぜそんなスーパースターが僕に?と。そこから3年間、ずっと可愛がってもらったなと思います。
「ちんちくー(僕のアダ名)」といつも誘ってくれて、たくさんの知識や経験を、僕に与えてくれました。
最後は走りで、恩返しさせてください。
4年生との最初で最後の襷、僕も繋がせてください。
想いを受け取って、そして来年へと引き継ぎます。
明日の部員日記は、忘れちゃいけない石塚さんです。
一番の"文武両道"の体現者でした。どちらも言い訳せずにこなす姿。横で弱音なんて吐けませんでしたし、だからこそ僕も講義と練習を乗り越えられたと思います。
今年苦しんできた姿を見てきたからこそ、4年間分、最後にぶつける姿を楽しみにしてます。
誕生日プレゼント代わりの日帰り旅行も、楽しみにしてます。
明日の部員日記の僕の紹介も、楽しみにしてます。
長々となりましたが、最後に一言。
「任された所を、区間5位以内で走ります。」
1月2日、3日に沿道あるいはテレビでお会いしましょう。
引き続き寒いので、お体には気を付けてお過ごしください。
それでは、失礼します。