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守屋浩睦:いつもの

こんばんは。
佐々木悠人さんから引き継ぎました。投擲ブロック1年の守屋浩睦と申します。
佐々木さんには昨年関東インカレに出場できなかった組の強化練習から懇意にしていただいています。慣れない環境、慣れない走練習で苦しんでいた私の背中を、大雨の中で前を往く佐々木さんのかっこいい背中が押してくれました。その背中を忘れることはないでしょう。
佐々木さんの部員日記でも紹介があったように、私たちはこの秋学期をとある授業で共にしました。授業が進むたびに頭を抱え、合宿中にまでラプラス変換との戦いがあったことは記憶に新しいです。試験の結果について私の口から言える事はありませんが、一つだけ気になるのは、試験後やけに小さく見えた佐々木さんの背中です。お互い成績発表が楽しみですね!
突然ですが皆さん、昨日の昼ご飯を思い出せますか。私は学食のヒレカツカレー大を食べましたが、定食、丼、パンなど、多くの方がそれぞれの答えを導き出せると思います。
では、そのさらに前日の昼ご飯だとどうでしょうか。私は学食のヒレカツカレー大を食べましたが、何を食べたか考える時間が必要な方も出てくるのではないでしょうか。
そのさらに一週間前の昼ご飯はどうでしょうか。私は学食のヒレカツカレー大を食べましたが、ここまで来ると覚えている人は限られるのではないでしょうか。
最後に、そのさらに1ヶ月前の昼ご飯を覚えているでしょうか。私は学食のヒレカツカレー大を食べましたが、よっぽどのこと(私ほどの天才かその日が誕生日)でもなければ覚えている方はいらっしゃらないと思います。
察しの良い方はお気づきかと思いますが、私は学食のヒレカツカレー大を食べまくっています。ヒレカツカレー大を食べた日を覚えている天才ではありません。月火木金の週4日、12時を少し過ぎる頃、学食に現れてはカツカレーを食べます。そのため学食のお姉さん方に認知され、「ヒレカツカレー大」を「いつもの」と呼ぶ権利を得ました。その事実を知った人からは驚きの声と共に飽きないのかと言われます。この場をお借りしてハッキリ答えますが、私は飽きる飽きないとかそういうレベルで食べていません。これはルーティンか単なる酔狂です。
学食で「いつもの」と頼む私、傍目はバカでも気分はバーで。喧騒の中独り、カレー装う姿に口寄せられ、手にする温もりは550円。
この一連の流れが私にとっての「いつもの」ものであり、それ以上でもそれ以下にもなり得ないのです。
さて、この私にとってのヒレカツカレー大ですが、果たしてどこまでが「いつもの」になるのでしょうか。いつもの味、いつもの匂い、いつもの値段。私はつい先日まで、特段意識することなくこれらを「いつもの」としてまとめていました。
「いつもの」ようにヒレカツカレー大を手に入れました。いつもの値段でした。そして「いつもの」ようにカツカレーを席まで運びました。いつもの匂いでした。席に着き、「いつもの」ように食べ始めました。しかし、いつもの味は待っていませんでした。衝撃を受けました。カレーがいつもより香ばしかったのです。普段からカツカレー大を食していなければ絶対にわからない差がそこにはありました。私の知らない“いつもの”が広がっていたのです。私はいつもより早いペースで、されどカツと感動を噛み締めて“いつもの”やつを食しました。訪れたこの感動は、「いつもの」に真摯に向き合っていた私だからこそ得られたものでしょう。
冬季練習が始まり、投擲ブロックはちょっと待ってと言いたいくらいウェイト、ウェイト、ウェイトの毎日です。そして、このウェイトトレーニングは私にとっての「いつもの」です。いつもの場所、いつもの器具、いつものメニュー。代わり映えは全くしません。しかしながら、私は冬季練習が嫌いではありません。むしろ好きです。大好きです。私がカツカレーのスパイスを感じたように、劇的な変化のない冬季練習では小さな変化が刺激的な毎日にしてくれます。そして、人生では成長を感じられる喜びがいつまで続くかわかりません。だからこそ、成長を感じられる今が、成長が一番映える今が楽しくて仕方がありません。
今日も今日とて錘を上げてやるのです。
明日は投擲ブロック3年の鶴澤元基さんにお願いしました。受け取ってくださりありがとうございます。
鶴澤さんとはこの冬季のほとんどの時間を共有しています。きつい練習の中でも何かと面白いことを見つけようとする鶴澤さんの姿勢には、いつも楽しませてもらっています。そのような日々の中で鶴澤さんの話を聞いていて思うのは、俯瞰が得意な方だなということです。自己分析しかり、周囲の人の分析しかり、その人のイメージや癖といった情報を捉えるのがとにかく上手です。たまにある「ひろむはこんな場面ならこうなるよね?」的な洞察は的を射過ぎており、心臓が掴まれた気分になります。超分析型爆発系マッチョはキャラが渋滞しているので、分析の部分の鳴りは少し潜めていただけるとありがたいです。
残る冬季も投擲ブロックを盛り上げていきましょう!
拙い文章でしたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは、失礼いたします。